[お知らせ] 検索機能をつけました。どうぞご利用ください。
TVでた蔵トップ >> 今日ネタ! >> ニュース詳細

暴力・廃墟・ホームレス 中国 “都市化”のゆがみ

2013年5月22日放送 23:17 - 23:27 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト (特集)

経済成長に陰りが見えた中国で新しい指導部が成長へのエンジンとして位置づけるのが都市化だが、その裏では深刻な歪みが生じているとして中国・広東省掲陽市では村民3000人が村への道を塞ぎ、中に立てこもる事態が発生した。しかし、中に入るよう言われると、中には焼かれた車が30台以上転がっていた。これは村の幹部が村民に無断で農地を開発業者に転売し、開発業者が雇った男約300人がそれに反発した村民を襲撃したからだ。そのことについて村民が話した。そしてこの時中国では全人代が開かれていた。
また今、中国では毎日のようにネット上に立ち退きを巡る地元幹部と村民との衝突の映像が投稿される。その背景には新指導部が都市化を推進していることがあり、点在する農村を1ヶ所に集約し、新たに建築する集合住宅に移住させ、周辺の農地を商業地や工業地に転用させる。また今後10年で40兆元(約640億円)の投資を創出するとして、都市化について会見で李克強首相が話した。
そして中国・河南省鄭州市には都市化のモデルとされる鄭東新区がある。ここは約10年で2000億元(約3兆2000億円)投資で広大な農地が巨大都市に変わった。しかしこの街の中心部にあるショッピングセンターは4年前に建設され、そのまま放置されている。そのことについて担当者に話を聞くとオープン予定はあるが決まっていないと話した。また新たに建てられたマンションも投資目的に買われ放置されている。さらにこれから壊される農地で作業をしていた男性に話を聞いた。
また都市化政策によって耕地面積や農業人口が現状し、食料自給率の低下も都市化の懸念材料になっている。そして皮肉にも都市化の工事現場で働く人の多くは土地を失った農民たちで、朝6時にその農民たちは日雇いの仕事を待つ。しかし最近ではそういった仕事がなく、人を募集する車が来ると争奪戦になる。また仕事がなくなる理由は都市部に流入する農民が急増しているからだ。そのことについて元農民の男性が話し、その男性がいつも寝泊まりしているところを案内した。そこは空き家があるにもかかわらず道路の橋の下だった。
しかし、そういった現実があるのにもかかわらず新指導部は都市化推進の手を緩めず、2020年の都市化率の目標は60%以上だ。またこの日ある村を通りかかると話を聞いて欲しいと村の人が集まってきた。そして話を聞くと先月1ヶ月弱で立ち退くようにと通知があったとその村民らが話した。その後再び先ほどの橋の下に向かうと日雇いの仕事から帰ってきた人たちが橋の下に消えていった。


キーワード
李克強全国人民代表大会経済成長北京(中国)鄭州市(中国)日雇い都市化計画上海(中国)掲陽市(中国)鄭東新区(中国)

TVでた蔵 関連記事…

中継 北朝鮮ミサイル発射 韓国 新大統領就任と… (NHKニュース おはよう日本 2017/5/15 7:00

© 2009-2017 WireAction, Inc. All Rights Reserved.Powered by FUJISOFT Inc.