キーワードは「小型化」「無人化」

2024年5月11日放送 16:10 - 16:16 フジテレビ
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小さめ、多店舗、無人化が成長するビジネスのキーワードになっている。流通大手のイオンは、コンビニサイズの小型スーパー「まいばすけっと」などがけん引役となり、過去最高の連結営業収益を記録。「まいばすけっと」は低価格と品ぞろえの抱負さなどで客を取り込み、店舗数は店舗数は右肩上がり。現在、首都圏に1130店舗以上を展開。こうした小型スーパーの勢力拡大に対しコンビニ業界では、さらに狭いスペースを活用したコンパクトな店舗を出店。オフィスの休憩室を活用したセブンイレブンは通常の3分の1サイズ。スマートフォンを使ったQRコード決済などを導入することで、従業員を少なくする省人化や無人での販売を進めている。こうした流れはコンビニ業界だけでなくシャトレーゼでも。国内外合わせ1000店舗以上を展開する菓子専門店シャトレーゼは去年3月、東京・西麻布の店舗を24時間営業店としてリニューアル。この店舗では天井に設置された複数のカメラなどにより、客が手に取った商品がリアルタイムで認識される無人決済システムを導入することで、24時間営業を実現。ケーキ類を販売しない夜間は無人で販売を行っている。今年3月にはシンガポールにも国外初の無人販売店舗をオープンした。
様々な業界で進められる小型化と無人化。この2つを組み合わせた戦略で急速に店舗数を拡大しているのが、RIZAPグループが運営する「チョコザップ」。コンビニのようなフィットネスジムを売りに、24時間365日、全国どの店舗でも利用でき、月額2980円と、標準的なジムに比べ低価格。コンパクトな店内に設置されているのは初心者でも扱いやすいトレーニング器具。無人運営でトレーナーはいないが、会員専用アプリからトレーニング方法を確認することができる。無人化しコンパクトにすることで出店しやすくなり、サービス開始からわずか2年足らずで1380店舗以上まで増加。セルフネイルやセルフエステなど美容ケアのサービスも充実。さらに、会員なら誰でも楽しめるカラオケやランドリーなど新たなサービスも先月からスタート。全て追加料金なしで利用できる。様々なサービスを利用できるとあって会員は112万人まで急増。


キーワード
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