スラム&ゴミ山に暮らす”貧しい子ども達”を無給で救う日本人

2017年5月22日放送 20:51 - 21:22 テレビ東京
世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜 フィリピン共和国の片田舎で無給で貧しい子ども達を救う日本人女性

とある国ではサンダルを並べて順番待ち。墓地のあたりで棺の上に人が横たわる。広大な墓地では約3000人が暮らしている。家のない人たちが墓の持ち主と契約し管理人として住み込んでいる。この国はフィリピン共和国。この国で探す日本人は無給で貧しい子ども達を救う日本人女性。フィリピンは7000の島からなる国。ドゥテルテ大統領就任後、刑務所は定員を超えた囚人数となっている。囚人の多くはスラム出身。5分の1が1日1ドル以下で暮らす。
今回探す日本人はスービックという町で暮らす。聞き込みを行い、倉本陽子さんと対面。娘のプリちゃんと暮らす家を見学。水道はなく井戸で水汲み。2人は友達のように仲よしだがタダの親子ではない。また陽子さんにはこどもに関する壮絶な過去がある。
その謎を探るべく日常に密着。朝6時に朝食を娘と食べ洗濯をして共同の炊事場で洗い物。バスルームでシャワーを浴びてプリちゃんが登校。トライシクルを友人と乗り合わせる。陽子さんは洗濯の続き。午後4時に外出。トライシクルで移動しスービック公設市場で食材を購入した。
自宅に戻りプリちゃんとお出かけ。お気に入りの店でフィリピンで人気のお粥を食べた。お粥に入っているものはチョコレート。日が暮れた頃夕食の準備。ヤキソバを作って食べた。
翌日、仕事に向かう陽子さんに同行。住まいの下の1階が仕事場。そこでは30人もの子供達が集まり、計算問題に取り組む。陽子さんが子供達に勉強を教えている。ここに集まるこどもは学校に通えない子供達。このウィッシュハウスは学校に通えない子どもが無料で学べる施設。フィリピンでは何世代にもわたって貧困が続いている。陽子さんは学校に行けない子供達を再教育し学校に戻そうと奮闘している。貧困の連鎖から抜け出すには教育しかない。この施設は学校への橋渡しをする寺子屋のような場所。
集中力が続かない子どもには陽子さんの雷が落ちる。彼女は9年前にこの施設を作った。給料はない、無給で勉強を教えている。施設は無償で子供達を助ける。なかでも無料の給食サービスが人気。陽子さんの活動はこれだけではない。別の日には町のゴミ捨て場に向かい、子供達に声をかけ出張教室を開いた。この日集まったのは12人。特に気にかけているマリちゃんのある時から小学校に行かなくなった。
マリちゃんがなぜ学校に行かなくなったのか。陽子さんは自宅を訪ね「おやつ」が買えずに学校に行かなくなったことを知った。別の日、陽子さんが大切な場所に行くのに同行する。


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