ニュースウオッチ9 (特集)
世界最大の自動車市場である中国では去年、電気自動車が40万台売れた。その背景にあるのが都市部の大気汚染対策である。中国政府は中国で生産される車の一定割合を電気自動車にするようメーカーに義務付けることを計画している。ヨーロッパでは先月、英仏の政府が2040年を目標にガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止することを発表した。この流れを受けて、フォルクスワーゲンは今後10年間で30車種以上の電気自動車を投入する方針を明らかにした。またボルボは2019年以降、全車種の電動化を発表した。日本のアメリカ自動車メーカーのショールームでは、毎日1000万円前後の電気自動車が売れているのだという。トヨタとマツダはこれまで電気自動車を作っていないため、今回の提携で事業を拡大する方針。