トランプ大統領 初めての外遊 クシュナー上級顧問に新たな疑惑

2017年5月28日放送 8:22 - 8:26 TBS
サンデーモーニング (ニュース)

9日間にも及んだトランプ大統領の初外遊で、最初の訪問国はサウジアラビアだった。21日にイスラム圏の約50か国が参加した国際会議に臨んだトランプ大統領は、テロとの戦いでイスラム世界の結束を呼びかけ、さらにイランの脅威について言及した。イスラム諸国を反イランでまとめたい思惑があるようだ。
続いて訪問したのは同じくイランと敵対しているイスラエル。アメリカ大統領として初めて「嘆きの壁」を訪問した。その後、ネタニヤフ首相と会談し、パレスチナとの和平交渉の再会に前向きな姿勢を示した。翌日、パレスチナ自治政府のアッバス議長とも会談。中東外交で得点を稼ぎたいトランプ大統領だが、本国では大統領選挙にロシアが干渉したとされる問題で新たな疑惑が浮上した。
ワシントンポストでは26日、クシュナー上級顧問が去年12月、ロシアのキスリャク駐米大使に秘密の連絡用回路を構築できないか打診したと報道。一方、トランプ氏はNATO首脳会議に出席した時、出席者全員での記念撮影で、モンテネグロのマルコビッチ首相を手で押しのけて割り込んだ。インターネット上では「こんなところでアメリカファーストか!」などと批判の声が上がった。9日間の外遊で良くも悪くもトランプ氏の耳目を集めた。


キーワード
ワシントン・ポストセルゲイ・キスリャク嘆きの壁イスファハン州(イラン)イスラエルサウジアラビアブリュッセル(ベルギー)エルサレムベツレヘムNATO首脳会議ベンヤミン・ネタニヤフドナルド・ジョン・トランプジャレッド・クシュナーロシア疑惑アラブ・イスラム・米国サミットドゥシュコ・マルコビッチ

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.