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週末フィギュアスケート国別対抗戦が開催され日本が3大会ぶりに2度目の金メダルを獲得した。初日の男子ショートはミスが重なり7位でスタートした羽生結弦選手だったが、フリーで史上初となる演技後半に3本の4回転ジャンプに成功し羽生選手は男子フリーで1位となり日本が首位に立った。また女子は女子高校生コンビが圧巻の演技を魅せた。樋口新葉選手はフリーで日本歴代最高の145.30を記録し、三原舞依選手もフリーで146.17を記録した。
村上佳菜子選手(22)が今大会での現役引退を発表した。村上選手が注目されたのは09年の全日本ジュニア選手権。優勝すると浅田真央2世として注目され、真央さんと同じ中京大中京高校に入学しブレザーは真央さんから譲り受けたものだった。そしてシニアとして出場した全全日本選手権で3位に入賞した。ソチ五輪に出場するも12位に終わる。その後は厳しいシーズンが続き現役最後となった去年の全日本選手権は8位だった。きのう村上選手は「今後は恩返しをしていきたい」と語った。そして現役最後の演技を終え、全選手が村上選手の元に集まった。今後はプロスケーター、指導者として活動してくという。これでソチ五輪出場者全員が引退した。今大会の三原選手、樋口選手の成績は歴代フリー得点4、5位。