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終電が終わった午後11時過ぎ、成田空港第2ターミナルを訪れると、机に突っ伏して寝ている人やソファ休んでいる人たちなどで溢れていた。マフラーをアイマスク代わりにしたり毛布を持ち込む人など、休んでいる人の約半数は外国人観光客だ。マレーシアから来た男性は、ホテルに泊まるお金がなく、お菓子や外部充電器も用意して長期戦だという。異文化交流で訪れた男性は、アメリカにいこうとしたが手続きにミスがあったようだ。それぞれの事情を抱えながらこの日空港に泊まっていたのは170人で、半分は外国人だった。一方、第3ターミナルでも100人以上が空港泊していた。LCCの早朝便が就航し、夜空港に来て泊まる人が増えたことも一因のようだ。こうしたことを受け、空港では横になりやすいソファを増やしたり、待合室も新たに設けた。また無料で無線LANが使えるほか、携帯電話の充電サービスもある。一角には16畳分の畳が敷かれたスペースもある。