週刊 ニュース深読み (ニュース)
今週火曜日、東京都の小池知事らによる東京オリンピック・パランピックに関する4者協議が行われた。ボート・カヌー会場は海の森水上競技、水泳はアクアティクスセンターと当初予定案で決定し、日本水泳連盟の安部会長ら関係者がコメント。結局、宮城県の長沼ボート場は採用されなかったが、地元の佐沼高校ボート部の生徒は落胆した様子だった。
バレーボールの会場は有明アリーナを新設するか、既存の横浜アリーナを活用するか結論は先送りされた。小池知事はクリスマスまで結論を出すと述べると、組織委員会の森会長は「横浜は迷惑していると聞いている」などと反論し、小池知事は「横浜からも決めたらぜひやりたいと言われている」と答えた。横浜市の林市長は「要請があれば承る」と述べるに留まった。横浜市は4者協議前に東京都に提出した文書の中で競技団体の意向を重視するよう求めていたが、日本バレーボール協会の木村憲治会長は有明アリーナ新設を求めている。