時事放談 (ゲスト:石破茂、武村正義)
朝鮮半島近海に今週空母が到着の予定。石破茂氏はオバマ大統領の頃は忍耐の時代だったが、トランプ大統領になりそう言っている間に核能力を上げていてなんとかしなければならないという事で、習近平国家主席との対談中にシリアへのミサイル攻撃が行われたことについては中国が放置した間に事態は悪化したとして何とかしろというメッセージがあるとした。武村正義氏は米中双方で圧力をかけようということになったが、アメリカは軍事、中国は経済で圧力をかける形になっている。現在中国が北を説得しているさなかだとした。石破茂氏はアメリカと北朝鮮が戦争ということになると中朝同盟があり中国も無関係とはいかないため、そうすると難民も大量に来る事になり、アメリカの影響力の強い統一国ができるという事になってもたまらないとした。金正男暗殺がありそれも化学兵器でシリアとつながりもあると指摘し様々な思惑が絡み合っているが本質はアメリカの中国に対するメッセージだとした。武村正義氏は北朝鮮をどう見るかが重要で、世界から疎外されている国で、本人たちからすれば軍事力を強化して対話するという方向に向かっている。そしてミサイル実験などを続ける歪な国なので、いざとなれば軍事力でもって圧力を加えるしか無いという事になりつつある。軍事行動を避けるために中国も真剣に説得しているだろうからそれが成功することを願っていると話した。