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栃木県・日光市にある人気の観光名所・中禅寺湖。湖を管理している日光土木事務所によると去年の同時期と比べ水位が48cm下がっているという。この影響で遊覧船の一部の場所で着岸できない事態になっている。船から見てみるとところどころ岩がむき出しになっているところもあった。例年この時期、通常4つの岸に着岸していたが水位が低下したことにより2つの岸にとめることができないという。一方で普段見られないという光景もある。通常は湖の底にある部分が陸続きになりかけていた。湖の水位が低下している場所は他にもある。山梨県にある河口湖では水位が2.96m下がっているという。先月下旬には湖岸の浮島が陸続きになっていた。なぜ各地で湖の水位が低下しているのか。専門家は去年からの暖冬の影響で雪解けの水が少ないことが原因の1つだと指摘。今後まとまった雨が降れば水位が回復する可能性があるという。