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大相撲春場所。負傷した左肩付近が心配されるなか、土俵に上がり続けた新横綱・稀勢の里。2敗で迎えた千秋楽、1敗の大関・照ノ富士を下し、優勝決定戦へ。稀勢の里は痛みに耐えながら見事な勝利をおさめた。奇跡の大逆転で、新横綱として貴乃花以来、22年ぶりとなる優勝。君が代の途中で涙が溢れた稀勢の里は「自分の力以上のものが最後に出たので、本当に諦めないで最後まで力を出して良かった」と語った。その後、雨のなか行われた優勝パレードでは多くのファンが声援を送るなか、ケガをしている左手でも手を振るなど、笑顔で声援に応えた。祝勝会では、激闘を終えた直後にもかかわらず、「(今1番したいのは)稽古。いい状態で5月(場所)に調整出来るよう、また頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。