ANNニュース (ANN NEWS)
北朝鮮の核問題を協議する国連安全保障理事会の閣僚級会合が開かれ、アメリカのティラーソン国務長官は、東京やソウルへの核攻撃は現実味を帯びていると危機感を示した。ティラーソン国務長官は北朝鮮への石炭の輸出を禁止すべきと具体的な提案をするいっぽう、更なる挑発には積極的な軍事行動をとる用意があると述べ先制攻撃の可能性についても含みをもたせた。また日米韓外相会談では中国の役割が大きいとの認識で一致した。いっぽうで中国の王外相は、予期できないことがかなりの確率で起こるだろうと述べ、これまでにない強い危機感を露わにしたものの、対話による解決という従来の姿勢は崩しておらず、追加制裁への道筋は不透明。