列島ニュース (甲府局 昼のニュース)
「富士スバルライン」は富士山の山梨県側のふもとと5合目を結ぶ県の有料道路で、例年雪が残る時期は通行規制をしている。今月9日の朝もなだれ注意報などの発表を受けて通行止めにしていたが、4合目付近など計5か所で山の斜面から道路に土砂が流入していることが確認され復旧作業が続けられてきた。土砂の撤去や仮設の柵の設置を終え、きょう午前6時に全線で開通した。ことしの全線開通は、復旧作業の影響もある、過去10年で最も早かった去年より15日遅くなった。山梨県道路整備課は“夏山シーズンが始まる7月1日までには工事を終えたい”としている。