ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV 昔話を越えてゆけ
今回はカチカチ山にでてくる泥舟。沈まない泥舟を作れるか。その泥舟で、鈴木奈々が川を下ることができるのかを検証。1300m川を下れば実験は成功。泥舟はかちかち山が登場した、室町時代に入手できる材料で作る。泥舟を作るのは、左官職人の木村一幸さん。木村一幸は国会議事堂やディズニーランドも手掛けたエキスパート。木村一幸さんは「絵を見る限りだと絶対に浮かばない。物理的に無理ですよ」などと話した。
木村一幸はまず、図面がほしいと頼んだ。そこで造船学のエキスパートの庄司邦明に図面を頼んだ。庄司邦昭は教授でありながら運輸安全委員会でも活躍している。庄司邦明は理想的な六角形の船を設計した。木村一幸さんは骨組みを入れる竹小舞という手法で六角形の船の試作品を作った。本番用の5分の1の大きさだった。水に浮かべたが沈んでしまった。土を「木節粘土」に変え船を作った。しかし5日目、仕上げ直前に、船にはひび割れが入っていた。完全に乾燥した後に修復すればひび割れは防げるが、水を大量に吸収し沈んでしまう恐れがある。そのため完全には乾かさず、適度に水を含んだ状態にしなくてはいけない。しかし生乾きはヒビが入りやすい状態だという。木村一幸は内側まで粘土を塗り込みひび割れを埋め「今すごく良い硬さ、ちょうどいいタイミング」と話し船は完成した。鈴木奈々が船に乗り1300mを下れるか挑戦した。