ZIP! アレナニ?
おととい女子フィギュアスケートのエース宮原知子選手が、今月29日から行われる世界選手権を怪我を理由に欠場すると発表した。この影響で平昌五輪への出場枠3枠獲得が難しい状況となった。トリノ五輪から連続して3枠を獲得し続けてきたが、出場枠が2となってしまうと、浅田真央選手や本田真凜選手でも厳しい代表争いとなってしまうという。一体なぜなのか。
オリンピックの出場枠とは、世界選手権上位2人の順位を足して、13以内であれば3枠、しかし14から28以内だと2となってしまう。これまでトリノ五輪から浅田真央らが3枠を獲得していたが、今回重要な選手となる宮原選手が欠場となってしまった。今回出場する選手の今シーズン自己ベストをランキングにしてまとめると、日本の最上位は三原選手の5位、その次に樋口選手が9位。もし本番がベストスコア通りの順位となれば合計14となり、出場枠は2となってしまう。ちなみにランキング内に宮原選手を入れると2位であり、三原選手と足せば8となり出場枠も3となる。もし出場枠が2となってしまうと非常に大混戦となってしまい、浅田選手も本田選手も狭き門をくぐらなければいけない厳しい代表闘いとなってしまう。3枠を獲得するためには、今シーズン安定している三原選手や、素晴らしいジャンプの持ち主である樋口選手、世界選手権経験者である本郷選手に日本チームを盛り立ててもらうことが必要である。