知られざる”虐待入院” 背景に何が

2017年7月20日放送 22:05 - 22:10 NHK総合
クローズアップ現代+ 知られざる”虐待入院”~全国調査・子どもたちがなぜ~

今回の医療機関への調査で、児童相談所の対応に原因があるとの回答が多かった。名古屋の児童相談所では昨年度の虐待相談件数は450で5年前の2倍にのぼる。親元に戻せない子供の受け入れ先を決めるのは児童相談所である。しかし空きのある施設や里親をすぐに見つけることはできない。県内43ヶ所の施設の多くが入所率80%を超えている。また児童相談所の人手不足がある。この相談所の福祉士は13人で一人が年間50の案件を抱え、親との面談、関係機関との調整などから結果的に年に数件2週間程度の虐待入院が生じる現状があるという。
子供を受け入れる施設側にも入所を断らざるを得ない事情がある。埼玉・加須の児童養護施設では現在2歳半から18歳の子供80人が暮らしている。ここでは空きがあってもすぐ受け入れられない。背景に厚生労働省の方針で、施設に大人数でなく小規模で家庭的な雰囲気で子供を育てるよう要請している。子供同士の相性など考慮し、条件に合わなければ断ることもあるという。


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厚生労働省加須(埼玉)名古屋(愛知)虐待入院

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