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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、21日から始まるアメリカ軍と韓国軍による定例の合同軍事演習について「演習は火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させるだろう。われわれに対する敵対意思の表れだ」と非難し、トランプ政権に反発する姿勢を示した。北朝鮮は今月5日に国連安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されると「断固たる報復で対処し、正義の行動に移るだろう」とする政府声明を発表したほか、今月9日にはグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を慎重に検討していると発表した。北朝鮮は、演習期間中の去年8月には、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射していて、各国は、北朝鮮による新たな軍事挑発に警戒を強めている。