自民党都連「会長」人事で対立 ”主流派vs非主流派”

2017年7月17日放送 13:25 - 13:35 TBS
ひるおび! (ニュース)

自民党都連会長人事では主流派・丸川珠代五輪相や非主流派・鴨下一郎元環境相など浮上。丸川五輪相は小池知事と五輪問題で対立も。鴨下元環境相と小池知事はともに旧日本新党出身。自民党都連会長は任期2年で再選の制限なし。東京選出の自民党議員のまとめ役。丸川五輪相は去年の都知事選では自民党推薦の増田寛也氏を応援。丸川五輪相は応援演説で小池氏に対して「スタンドプレーばかり上手くてチームプレーが出来ない人はもう我々の都知事に必要ないかな」など述べていた。小池氏が都知事就任後、小池知事は都知事選で丸川五輪相が批判していたことについて「よく存じておりません。それぞれ、お立場もあるんでしょうから」など述べていた。2人の関係性に田崎史郎は「これまでは五輪相と都知事という立場でのやり取りで、それ以上の感情はないのでは」など、伊藤惇夫は「2人の関係を例えるならハブとマングース」などコメント。一方の鴨下元環境相は1993年の衆院選・旧日本新党で小池氏とともに当選。都議選開票直後は電話で意見交換したほど良好な関係。都連幹部は「閣僚経験者から(都連会長を)極力選ぶという不文律がある」など話している。閣僚経験者から選ばれるかについて田崎史郎は「実質的な経験の有無より格を重視して選ばれてきた」、伊藤惇夫は「これまでは自民党都連を実質的に牛耳ってきたのは都議会のドンであり、都連会長は名誉職のようなものだった」などコメント。
都連会長の立ち位置が今後の政局に影響する可能性も…?自民党東京都連執行部(主流派)が都連会長となると都議選惨敗後のイメージ刷新できずと見られる。非主流派が都連会長となると、小池人気をもとに党内に新たなうねりが生まれる可能性がある。伊藤惇夫は「東京は小選挙区、衆議院で言うと25ある。現在自民党は22抑えている。これだけの数を持っている選挙区のため、東京の動向にかなり影響を与える可能性がある」「都連会長は誰がなろうが大した違いない。都議会自民党が実質的に都連を運営していた。会長はお飾りだったが内田茂氏がいなくなってなおかつ都議会で惨敗したため態勢をまた組み返さないといけない。そうなると逆に都連会長がリーダーシップを発揮する場所がむしろ増えるかもしれない。そういう意味では重要ポストになってくる可能性はある」など述べた。


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