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美容医療サービスのトラブルが増えている。都内のクリニックでは、顔のたるみを引き上げる施術が行なわれていた。これにより、肌を引き締められるという。街でもそういったことをしたいという人が多いが、トラブルが不安という意見もあった。相談窓口には全国から美容医療トラブルについての電話がある。
国民生活センターによると、10年前は1220件であった相談が、今年度は2000件を超えている。トラブルに遭った女子に話を聞くと、糸のフェイスリフトを勧められ、手術をする気はなかったが、個室で勧誘された、病院に行ったその日に手術をしたが、手術の跡が側頭部に6か所残り、痛みも説明と全く違っていたという。そして、痛みがおさまると同時に肌の引き上げは元に戻ったという。美容医療は、病院や医師によって差があるのが現状で、国民生活センターに寄せられた相談には、顔が腫れたり出血したりする事例もあるという。消費者が気をつけることとして、「価格についても説明を受けた上で契約していただきたい、納得いかない場合はその場で契約しない」と話した。