NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
12日オーストリアのウィーンでIAEA(国際原子力機関)定例理事会が始まり、天野事務局長は北朝鮮の核開発に深刻な懸念を抱いている。国連安保理の決議に従いIAEAに協力するよう改めて求めると述べた。又北朝鮮はミサイルを相次いで発射し新たな核実験を行う可能性もある、状況は非常に緊迫しているとした上で我々の解析能力も強化する必要があると述べ、北朝鮮が拒否する査察を復活させるために準備を押し進めていく考えを強調した。北朝鮮の核活動を監視する為、当面衛星画像などの解析態勢を強化したいと述べ、今後具体的な検討を行いたいとしている。IAEA(国際原子力機関)定例理事会は今月16日まで行われ、北朝鮮の核開発や相次ぐミサイル発射への懸念について各国から表明される見通しである。