- 出演者
- 設楽統 松本人志 小池栄子 袴田武史 岩谷圭介
2016年11月、自宅の一室で作業をする発明家・岩谷圭介と出会った。13歳で時計の組み立てをし、30歳までダウンタウンを知らなかったという。岩谷の代表作は風船にカメラを搭載し宇宙の撮影をした。2012年日本初、個人で宇宙撮影に成功した。26歳での偉業だった。あれから7年、岩谷が宇宙に挑む。
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- ダウンタウン
オープニング映像。
今夜は宇宙に関する人が2名登場する。ジャーニーからの質問は宇宙が身近だと感じることはありますか？というもの。松本は野口聡一さんと仕事をしたときに近くに感じたという。
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- 野口聡一
発明家・岩谷圭介。2023年2月、記者会見をするというので取材に向かった。恵比寿ガーデンプレイスで発明の発表があるという。岩谷は岩谷技研の社長になっていた。岩谷が発表したのは気球での宇宙旅行ビジネス、1年以内に実現するという。
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- 岩谷技研恵比寿ガーデンプレイス
7年ぶりにスタジオに岩谷圭介が登場。MC3人を7年間に見たことはないという。今回は地上6000m、未知なる世界への挑戦をする。6000mは人が息ができない高度。宇宙で人間が生存できる密閉空間を作る抑圧実験をするのだという。
世界には岩谷と同じく気球で宇宙を目指す競合他社が複数存在する。ライバルも2024年までの実現を公言している。発明は1番でなければ意味がない。期限まではあと9か月。岩谷のいる札幌市にやってきた。早朝の待ち合わせは仕事場だというキャンピングカー。岩谷は発明家でありながら、従業員50名の会社の社長。社長業に追われる前に早朝キャンピングオフィスで創作活動をしているという。早朝ワークの後は家に戻り朝食。多忙な岩谷だが、朝は子どもとの時間をしっかり作り、学校に送り出す。
岩谷の社長室兼作業部屋。8台3Dプリンターや趣味で書いた本など気になるものが多い。宇宙旅行のために生んだ発明で岩谷は2年で16の特許を取得。これらの発明を使って高度2万5000mに行けるキャビンを完成させた。宇宙旅行まで7か月。2018年に行った生き物を乗せた宇宙への挑戦では宇宙船は高度2万5000m、1時間半かけて成層圏に到達した。高度2万5000mは生身の人間が投げ出されるとすぐに意識を失い死に至ることもある環境。生物への影響はなくテストは完璧にクリアした。そして今、人間で実用化に向けテストがスタートしている。現在、1か月に3回の有人実験を実施している。高度30mから始まり徐々に高度を上げて今は3000mくらいまで飛んでいるという。次は高度6000mに挑戦する。キャビンの環境を保ち、人間を生還させるというミッション。高度6000mに成功すれば世界初の気球宇宙旅行は岩谷技研のものにできそう。
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VTRを見た松本はめちゃくちゃ余裕があるように思えるとのこと。実は収録のときは天気の影響で実験がまだできていないという。
世界初・気球宇宙旅行に向けてのテストがはじまる。飛行目標は高度6000m。パイロットは実験責任者の及川。3000mまではハッチは開放状態で上昇する。気球は1分で100m上昇する。7分後、雲海が広がる絶景が広がる。気球は順調に上昇、30分で高度3000m。キャビンを密閉し、気圧をコントロールする。
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世界初・気球宇宙旅行に向けてのテストがはじまる。飛行目標は高度6000m。まもなく、高度4000mに突入。パイロットの及川に異変。気圧のコントロールがうまくいっていない様子。しかし、気球は上昇する。高度は4000mとなり、問題を探り調整を繰り返す。なんとか問題を乗り越えた。そして、目標の6000mまで到達して実験を成功させた。
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起業家・袴田武史。宇宙を本気で目指す男、30年来の夢を追い続け、今は宇宙を目指す社長になった。人類が宇宙を目指すには技術だけでなくお金も必要と考えた袴田は26歳で外資系コンサルティング会社に就職、ビジネスを学んで31歳で宇宙ベンチャー企業ispaceを設立。自宅兼オフィスから始めた。会社が一躍有名になったのは、賞金約22億円の月面探査レース参戦。民間企業がロボットを月に送り込み、様々なミッションで競うというレース。しかし、全チームが期間内に月にと到達できずに勝者なしで終了した。あれから5年、袴田が再び世界の注目と集めている。
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- ispace
袴田が今挑戦しているのは月への宇宙船・着陸船を自社開発。スペースXのロケットと契約し、先端に袴田の宇宙船を搭載。う宇宙に飛び出した後、ロケットから月に向かって切り離される。その後、地球からの遠隔操作で月を目指すという。成功すれば世界初の快挙となる。ispaceは世界3都市にオフィスを構える大きな企業に成長した。袴田は2040年以降、月に1000人以上が住んでいる、1万人以上が地球と月を行き来する時代が来ると話す。
袴田武史が5年ぶりにスタジオに登場。今は月面に輸送サービスの事業を作ることに挑戦している。成功すれば民間企業で世界初となる月面着陸を目指している。
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袴田武史の月面着陸計画に同行。袴田の目標は世界初・民間企業による月面着陸。燃料ステーション、地図、宅配便などの月のビジネスがあるいという。ビジネス1つ目の燃料ステーション。月には1000億トン以上の氷が存在するという、電気分解を行えば水素と酸素を取り出すことができ、水素はロケットの燃料に、酸素は人間が利用する。2つ目の月の地図。月の地質や温度などの情報を販売するデータビジネスを作っていきたいという。3つ目の月への宅配便。月への物資の補給が必要になるという。クレイジーなビジネス計画だが、袴田は宇宙も大航海時代に入っているという。
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- ispaceクリストファー・コロンブス
2022年12月、アメリカ・フロリダ州から袴田の宇宙船は月へと出発。予定通り月の周辺まで到達し、3時間後に着陸するとこまでこぎつけた。着陸予定時刻の1時間前、全世界にライブ配信されるほど注目されていた。袴田の偉達成は目前。月面の映像は月の近くから撮影されたことがわかる。着陸時間となったが、着陸したというデータが送られてこない。
世界陸上 ハンガリー ブダペストの番組宣伝。
日本でいちばん明るい賞レース 耳心地いい-1グランプリの番組宣伝。
着陸時間となったが、着陸したというデータが送られてこない。イベント会場では結論が出ないまま終了となった。その結果は1か月後の記者会見で明らかになった。着陸は失敗した。袴田は状況の説明など1時間半の記者会見を行った。囲み取材でも激しく追求された。袴田は来年打ち上げ予定のミッション2に向けて始動している。
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着陸は失敗の原因は、着陸直前に着陸船が測っていた高度のデータにズレが生じて、早めに着陸態勢に入ってしまい、燃料が尽きて落下したのだという。ミッション2は、自社探査車で月面を走行して月のデータの調査・取得、月面にて水の電気分解実験を実施することなど。さらに、ミッション3では最大500kgの貨物を運ぶ大型着陸船を導入、NASA向けにサービス提供など。
クレイジージャーニーの次回予告。