今回の舞台は神戸港。台湾行きのコンテナなどを開ける。

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博多港川崎港横浜港清水港神戸港

千葉雄大さんはドラマなどの撮影で港に行った時にコンテナが積んであるイメージがあるなどと言った。

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神戸港

神戸港は年間約280万のコンテナが行き交う日本を代表する国際貿易の拠点だ。1868年に開港してから多くの西洋文化が入ってきた港である。また日本三大美港の一つともなっている。まずはイギリスのロンドン港から来たコンテナ。神戸港までは約45日。コンテナを開けるとアンティーク家具。神戸港から車で15分ほどの家具工房で修理を行い生まれ変わらせた。

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イギリスロンドン港清水港神戸港長崎港長田区（兵庫）

続いてはインド・チェンナイ港から来たコンテナ。中にはカレーパウダーが入っていた。カレーパウダーはインド食料品店などに行く。神戸とインドは深い関係にあり、インド人コミュニティーの中心地となっている。コンテナで運ばれてきたカレー粉を使ってインド風焼きとうもろこしをイナさんに作ってもらった。

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インドインド風焼きとうもろこしチェナイ・ポートバグワン・マハビールスワミ・ジェイン寺院神戸港

3つ目はフランスのル・アーブル港から来たコンテナ。神戸港までは約1か月掛かる。中にはパンを膨らませるためのドライイーストが入っていた。また神戸市は食パンの支出ランキング全国1位でパンの街でもある。神戸で初めてベーカリーがオープンしたのは明治2年の時だ。パンの文化が浸透し有名ベーカリーが続々オープンした。

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フランスルアーブル港京都市（京都）堺市（大阪）奈良市（奈良）横浜市（神奈川）神戸市（兵庫）神戸港

続いては台湾・台中港へ輸出されるコンテナには日本酒が入っていた。兵庫県は江戸時代から酒造りが盛んな地域であり、神戸港は25年連続で日本酒の輸出量が日本一である。輸送中に割れないようにラップでぐるぐる巻きにし固定し動かないように隙間なく積み込み運ばれていく。また今世界中で日本食ブームが起こっていて料理と一緒に日本酒を楽しむ人が増えてきている。

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ロサンゼルス（アメリカ）六甲山兵庫県台中港台北（台湾）山田錦神戸港

タイ・レムチャバン港へ輸出されるコンテナ。神戸港からタイは約10日かかる。中には世界で活躍する日本の中古品が入っている。全国から集められた中古建設機械。まず洗浄機により泥を落とす。海外の人は日本の中古建設機械をインターネットオークションで注文できる。今回はショベルカー2台、ブルドーザー1台がタイへ。日本の中古機械はタイの道路や農地で活躍している。騒音や排気ガスの規制が変わり使われなく鳴った機械が海外で活躍している。

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バンコク（タイ）レムチャバン港神戸港

ガントリークレーンは船と陸上へとコンテナを移動させるクレーン。操縦士は港の花形職業ガンマンと呼ばれている。地上40m以上の高さから操作し正確にアタッチメントにはめ込まないといけない。ガンマンになるための研修施設が神戸港のすぐそばにある。シミュレーター訓練を終えるとガントリークレーン実機による操作訓練が4日間行われる。ガンマンになる条件はクレーンの操縦士免許を取得すること、港で訓練と経験を積むことが必要。

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神戸港

フィリピン・ダバオ港へ輸出されるコンテナ。いくつかの港を経由しフィリピンまで約1カ月かかる。コンテナの中には日本で集められたリサイクル品。輸送料金は30トンの重量制限を超えなければ、いくら積んでも同じ。まずは大型の家具から積み込む。食器棚にはカバンなどを詰める。ぬいぐるみやカバンなども緩衝材として使用することで運搬中に崩れることを防止している。大型家具でソファーを挟み込み崩れることを防止している。詰め込み完了総重量は約10トン。運ばれた先では日本からのリサイクル品でオークション。

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ダバオ港マニラ（フィリピン）神戸港

パナマ運河の問題で納豆が高騰する。パナマ運河は年間1万3000を超える船が通航。アメリカ東海岸とアジアを行き来する貿易船が約50％を占める。パナマ運河が近年、深刻な水不足により航行に支障が出ている。原因の1つは無計画な森林伐採。

千葉は「その先の物語も人の手が加わってステキ」などと語った。