- 出演者
- 伊藤良司 西川典孝 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら
オープニング映像。
歴史的な円安水準の中、きょうから大型連休が始まった。過ごし方にも変化が出ているよう。静岡県菊川市の茶畑の中心で愛を叫ぶ人。神奈川県藤沢市ではゴマフアザラシの赤ちゃん。石川県七尾市の道の駅では地震後、初めてとなるイベントが開かれた。一方、海外旅行には変化も。きょうが出国のピークとなる成田空港では、円安の影響で韓国や台湾など近場の路線が人気だという。東京都町田市の商業施設では、少しでも海外気分を味わおうと多くの人でにぎわっている。大型連休に合わせて始まったイベントは、ハワイのグルメなどを楽しむことができる。
おととい、東京渋谷にリニューアルオープンした店舗。若者や外国人観光客をターゲットに日本のアニメや漫画を発信するほか、アートや日本文化など本を自由に手に取りくつろぐことができるスペースも。棚の本は販売用ではなく、本との触れ合いを楽しんでもらうための場所だという。東京の麻布台ヒルズに去年オープンした書店。片隅にあるのはバーカウンター。購入した本を持ち込みお酒とともに楽しむ。旅先でも本の世界に浸りたい人には、本をテーマにしたホテル。箱根、新宿など各地に本を楽しみながら滞在できるホテルが出来ている。東京・秋葉原に2月にオープンした店のテーマは“本を贈る”。棚には贈る相手を想定したお勧めの本が並んでいる。店は日本郵政グループが手がけていて、本を贈る文化を広めたいという。多様化する本との触れ合い方。きょうも、東京・神保町に新たな本屋が。オーナーは直木賞作家・今村翔吾さん。個人や企業に棚を貸してお勧めの本を販売してもらうシェア型書店。全国的に書店が減少する中、新しい書店の在り方を探っている。
あすは衆議院の東京15区、島根1区、長崎3区の3つの補欠選挙の投開票が行われる。選挙に関連した偽情報について。米国大統領選挙で不正があったとSNSで訴え続けてきたトランプ前大統領。呼応した支持者たちが連邦議会議事堂に乱入。選挙結果を確定する手続きのさなかだった。ブラジルでも選挙に不正があったと疑う支持者が暴徒化する事態に。民主主義の根幹、選挙の正当性を疑う声は日本にも広がっているという。
日本でも広がりつつある選挙に関する不正確な情報。不正確な情報の例「期日前投票には不正あり。鉛筆投票は危険」「野党の票が自動的に与党に変わる」。さらには、当選確実を疑う投稿も。先月の熊本県知事選挙の際、「出た!また20時当確。票はまだ数えていないし、開票所にさえ運ばれていないだろ」と、報道各社が午後8時の投票終了とほぼ同時に当選確実を伝えたことに関し、不正を疑っている。こうした内容の投稿は、きのうの正午時点で少なくとも3000万回閲覧されていた。不正確な情報は選挙のたびに繰り返しSNSなどで拡散されている。どこが不正確なのか解説(「当選確実」について熊本県知事選挙の場合/投票所や開票所での書き換えができない対策)。選挙制度実務研究会・小島勇人理事長「途中で改ざんしたり、何かを入れることはできない仕組み」。開票作業で使用されている分類機の仕組みを紹介。投票用紙をすり替えたり文字を書き換えたりする機能はない。実際の開票作業では、さらに人の目で振り分けミスがないか確認したうえで集計される。ムサシ・赤井征巳広報室長「票の流れが見える設計を心がけている」。メーカーも透明性を高めようとしているが、その開票作業については「開票終盤で6000票追加。不正選挙だ」との声も。これは去年4月の衆議院千葉5区の補欠選挙のときに実際に上がったもの。取材すると、終盤に増えた6000票の中に、投票先がはっきり分からないと判断された疑問票が多くあったことが分かった。
物流の2024年問題で身近なところにも影響が出始めている。原材料費に加えて輸送コストが上昇し、食料品などが値上がりしているという。さらに商品の到着に遅れが出始めた地域もある。秋田県内の書店では文庫本などの入荷が発売日より1日遅れるようになった。これから私たちの暮らしはどう変わっていくのか。
今月から始まったドライバーの労働規制。時間外労働は、これまで事実上制限がなかったが、年間960時間に設定された。1日の拘束時間も最大16時間から15時間に短縮。トラックドライバーが休憩のために訪れるラーメン店で、ドライバーたちに話を聞いた。ドライバーからは特に収入の面について不安の声が聞かれた。経済部・樽野章記者の解説「運送業界は比較的基本給が低く、長時間働くことで収入を確保する傾向があった。今回の規制で労働時間が短くなることで、収入が減ってしまうのではないかと心配する声は結構多い。そもそも運送業界は長年、事業者の数が多い状態が続いてきたので、事業者同士が仕事を奪い合い、安い運賃で荷物を運ぶことを余儀なくされてきたと指摘されている。そのため全業種の平均と比べても賃金水準が低くなってきた。転職サイトの運営会社(doda)に聞くと、ドライバーなどの道路貨物運送業で働く人のうち、去年、転職活動をしたのは2019年より3割増えたという」。
物流の2024年問題。福岡県にある従業員数69人の運送会社。この会社で重視しているのは、売り上げの総額ではなく1時間あたりの売上高。評価は営業所ごと。売上が多くても、労働時間が長い営業所より、効率的に稼げた営業所のほうがドライバーの月給とボーナスが高くなる仕組み。運送会社・荒牧敬雄社長「今までの運送業界の商習慣として、長く働いて走れば走るほど稼いでいた。うちの場合は、より短い時間でどれだけ稼げるか」。長時間労働が前提だった業界の体質から抜け出すため、この会社が掲げたのはあえて未経験者を採用する戦略。経験者の少ない若い世代をターゲットにSNSに力を入れている。今、ドライバー59人のうち9割が業界未経験者。平均年齢は33歳と若い職場。ドライバー同士で各現場の荷物量や渋滞情報などを共有することで、短時間で仕事を終える工夫をしている。こうした結果、去年は15人の募集に対し688人の応募があった。
物流の2024年問題。経済部・樽野章記者の解説「対策を何も行わなければ、今年度、荷物の輸送能力が14%不足する。2030年度には、さらに深刻化して34%不足するという試算もある」。ドライバーの労働問題に詳しい立教大学・首藤若菜教授は、「消費者の意識改革。送料無料はお得感のあることばだが、送料には当然コストがかかる。消費者側は物流コストを適正に負担するという意識改革が重要」と話す。「NHKスペシャル 物流激変2024〜ニッポンは変われるのか〜」の番組宣伝。
ドジャース対ブルージェイズの試合で、大谷翔平が打席に入るとブーイングがあがった。実はブルージェイズは大谷の移籍先候補の1つだったという。大谷は先制の7号HRを放ち、チームメイトから笑顔で迎えられた。試合はドジャースが勝利。
レッドソックス戦に登板したカブスの今永昇太は7回途中まで投げ、1失点にまとめた。カブスが勝利し、今永はデビューから負けなしの4連勝。
ソフトバンク対西武の試合では中村晃が同点タイムリーを放ち、試合は延長戦にもつれこんだ。10回裏、川瀬晃が初のサヨナラヒット。ソフトバンクは4連勝。
日本ハム対オリックスの試合では田宮裕涼が4打点の活躍を見せるなど、日本ハムが9-0で勝利した。
ロッテ対楽天の試合ではメルセデスが6回無失点の好投をみせた。だが、澤村拓一が島内宏明にタイムリーを浴びるなど、楽天が4-1で勝利。
ヤクルトとの試合で阪神の近本光司が3号2ランを放った。9回、新外国人のゲラがピンチを迎えるもしのぎ切り、阪神が5-4で勝利した。
DeNA対巨人戦では岡本和真が13試合ぶりのホームラン。今シーズン初先発の横川凱は岡本の好守に助けられて5回無失点にまとめた。試合は巨人が勝利。
ラグビーリーグワンではプレーオフに進出するのが4チームに決まっているなか、2位の東芝ブレイブルーパス東京と3位の東京サントリーサンゴリアスが対戦。
2位の東芝ブレイブルーパス東京と3位の東京サントリーサンゴリアスが対戦。ファンは約2カ月ぶりの先発となるリーチマイケル、リーグ3位の得点力を誇る高本幹也に期待を寄せた。高本は正確なパス、難しい角度のゴールをキックを成功するなどして躍動するなか、リーチマイケルの力強い突破からブレイブルーパスが追加点。試合はブレイブルーパスが勝利。