- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
東京五輪の約7か月前に中国の競泳選手23人が薬物検査で陽性反応を示していたことが判明した。しかし報告を受けた世界アンチ・ドーピング機構が問題ないと判断し五輪への出場を認めていた。陽性が明らかになったのは東京五輪でメダルを獲得した張雨霏選手や汪順選手など23人で、2020年末の中国の国内で禁止薬物の陽性反応が出たとのこと。その後中国がWADAに報告したが、WADAは検査の結果濃度が低かったとして問題ないと判断し、公表もしなかった。専門家は今回は処分を出すほどの証拠が集まらなかったのではないかなどとコメントしている。しかし同じく禁止薬物の陽性反応が出たワリエワ選手は金メダルを剥奪され4年間出場停止になっていて、今回のWADAの対応について批判の声が多くあがっている。
バレーボールセリエAでは高橋藍の所属するモンツァが決勝を戦っている。先に3勝したチームが優勝となる決勝の初戦を落としたモンツァだが、第2戦では高橋藍が躍動し3-2で勝利した。おととい行われた第3戦では高橋が14得点の活躍をみせるがチームは敗れた。
世界競歩チーム選手権がトルコで行われた。男女混合は42.195キロを4つに分けて男女2人1組のチームで交互に歩く。リストバンドがバトンの代わりで、日本の池田向希と岡田久美子組は岡田がゴール前でイタリアに抜かれ惜しくも2位に終わった。
ダイヤモンドリーグ第1戦で男子棒高跳びのデュプランティスが世界新記録を達成した。きのう行われた第2戦ではやり投に北口榛花が出場し、今季初優勝を飾った。
ラグビー元日本代表の田中史朗選手が現役引退を発表した。田中は日本代表として3度W杯に出場し、熱く激しいプレーが持ち味でファンに愛された。今後はラグビーの普及活動を行うそう。
スキージャンプの笠谷幸生さんが23日に80歳で亡くなった。札幌五輪では金野昭次さん、青地清二さんとともに表彰台を独占し日の丸飛行隊と呼ばれた。
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前回の登板で3回途中6失点だった前田健太は気分転換のためソックスを上げてマウンドに上がった。きょうのレイズ戦では5回無失点と好投した。山本由伸はナショナルズ戦に先発し、今季2勝目を挙げた。
パドレスの松井裕樹はロッキーズ戦の7回に登板し、無失点に抑えた。ブルージェイズの菊池雄星はロイヤルズ戦に先発し、2勝目を挙げた。マーリンズ戦に先発したカブスの今永昇太は6回3失点で今季3勝目を挙げた。また今永はきのうのレッドソックス戦では7回途中1失点の好投で4勝目を手にした。
レッドソックスの吉田正尚はパイレーツ戦で今季2号を放った。ドジャースの大谷翔平はメッツ戦で今季5号を放ち、日本選手通算HR数の最多を更新した。さらにナショナルズ戦で今季6号、ブルージェイズ戦で今季7号を放った。
きょうの大谷翔平と菊池雄星の直接対決では第1打席はセカンドゴロ、第2打席はタイムリーヒット、第3打席は空振り三振となった。試合は4-2でドジャースが勝利した。
きょうの大谷翔平は5打数1安打1打点、菊池雄星は6回4失点だった。スタジオの佐々木は、普段菊池は打たれているのできょうは抑えたほうだろうなどと話した。また佐々木は今永昇太に注目しているそうで、球速は150キロ前後だがボールがきれいな回転でスピンがかかっているためメジャーの打者が苦労しているなどと話した。
日本の海に異変が起きていて、神奈川・小田原漁港ではブリ豊漁が海水温の上昇が原因で豊漁となっている。宮崎市では桜が満開になる前に葉桜になっている。新潟・三条市では4月の観測史上最高を更新した。スペインでは北部で平年より15度高い気温を観測。東部では山火事が発生している。中国南部では竜巻状の雲が発生し暴風雨に見舞われた。
コペルニクス気候変動サービスによると、去年2月から今年1月までの世界平均気温が産業革命前と比べ1.52℃上昇した。パリ協定では1.5℃までに抑えるとしていた。気候問題に詳しい江守氏は警鐘を鳴らす。アメリカ・EU・日本などは2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を掲げているが達成するのは難しいとみられる。
薮中三十二は「温暖化について難しいのは1.5度と言われた時、なにが起こるかわかりにくいところがあると思う。地球が危ないということを政治家が理解して、国民も自分事として考えなければいけない」などとコメント。目加田説子は人権問題について言及した。
温暖化について青木理は「人類存亡の危機。世代の問題であり地域の問題でもあり、若者の声に耳を傾けるだけではなく我々世代が未来世代にツケを残して良いのかという責任。真剣に考え続けなければならない」などとコメントした。
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