- 出演者
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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(ドキュメンタリー「解放区」)
消えぬ苦しみ イスラム国が残した傷跡
過激派組織のイスラム国は一時、イラクとシリアにまたがる約1000万人を支配し、多くの女性を奴隷にした。組織が事実上の崩壊をしてから約6年、残された傷跡を追う。
- キーワード
- CBSISILバッシャール・アル=アサド
BORDER 戦場記者 × イスラム国
「BORDER 戦場記者 × イスラム国」は3月15日から、TBSドキュメンタリー映画祭で上映される。
「BORDER 戦場記者 × イスラム国」は3月15日から、TBSドキュメンタリー映画祭で上映される。
消えぬ苦しみ イスラム国が残した傷跡
シリア北東部のアルホル難民キャンプにはイスラム国戦闘員の妻となった外国人女性、多くの子どもが収容されている。母国に帰りたいと望む女性もいれば、イスラム国の復活や統治を待望する人も。子どもたちへ思想を植え付ける場所も存在する上、夜間のキャンプは無法地帯。誘拐や殺人事件も発生している。
イスラム国は古代宗教のヤジディ教を悪魔崇拝とみなし、イラクでは村を次々と襲撃。拉致された女性は性奴隷として人身売買された。9年前、13歳のときにイスラム国に捕われた女性が取材に応じ、3人の戦闘員に売られる度に性的暴行を受けた。次世代の戦闘員を産むためだと強要されたといい、自由を手にし、家族とも再会した今は勉強を再開して医師を志したいという。取材陣は難民キャンプの子どもたちに接触を試みようとしたが三々五々に散っていった。子どもたちの一部は「お前たちは異教徒。首をはねてやる」と取材陣に言い放った。欧米を敵視する子どもがキャンプを脱出すれば、新たなテロを引き起こすと懸念され、どの国も子どもたち、女性たちの引き取りを拒んでいる。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。