- 出演者
- 糸井羊司
オープニング映像。
G20サミットなどに出席する為インドを訪れた岸田総理大臣は一連の日程を終え今朝政府専用機で羽田空港に帰国した。岸田総理大臣は明後日に内閣改造と自民党の役員人事を行う意向を表明し総理大臣公邸で人事の構想を練っている姿が見られる。午後からは自民党の本部で茂木幹事長や森山選挙対策委員長など相次いで会談し人事の調整を本格化し、公明党の山口代表とも会談され対応を協議する方針だという。岸田総理は麻生副総裁と茂木氏を留任させると共に森山氏も政権の要職に起用する方向で検討を進めている。一連の人事では松野官房長官と自民党の萩生田政務調査会長の処遇や公明党が引き続き求めている国土交通相の扱いや全体の規模が女性閣僚が増えるかなどが焦点となる。自民党は明日の午前11時から党本部で総務会を開く事を決め総務会と党の役員会で総裁の岸田総理大臣に人事を一任する見通しだという。
ウラジオストクの中心部では今朝から多くの警察官が配置に付き警備体制が強化されている。国際経済会議の東方経済フォーラムは昨日から始まり、ロシア大統領府はプーチン大統領が今日から2日間の日程で現地を訪れると発表している。プーチン大統領は今日は郊外の造船所を訪問する他、都市開発に関する会議に出席する予定だという。露のプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記との首脳会談の開催を巡って調整が続いていると見られるが、ロシア大統領府の報道官は9日にキム総書記の訪問について「何も言うことはない」と述べている。昨日キム総書記が建国75年に合わせて行われた閲兵式に参加し民兵組織の兵士達と記念写真を撮影した様子が見られる。白いシャツを着たキム総書記は最前列の中央で撮影に応じ、動静報道は4日連続。昨日は訪朝したロシア軍の楽団による祝賀公演の様子が放送され友好関係をアピールしたが、キム総書記の露の訪問に関する北朝鮮側の発表は無かったという。
オデーサの歌劇場はロシアによる軍事侵攻を受けて一時公演を休止していたが去年6月に再開しオペラやバレエなどの公演を続けている。この歌劇場で10日イタリアを拠点に活躍する吉田裕史さんが音楽でウクライナの人達を勇気付けようとオペラを指揮し約1300人の観客が訪れた。吉田裕史さんが演目に選んだのはイタリアの作曲家プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」で19世紀のパリを舞台に夢を抱く若い芸術家たちの青春のストーリーとのこと。吉田さんはオペラを通じて友情や希望を伝えたかったという。
ラグビーW杯1次リーグでウェールズとフィジーが対戦した。ウェールズは前回ベスト4、フィジーは直前のテストマッチで勝利を重ね調子を上げている。ウェールズは素早いパスで攻撃を展開し僅かにリードして試合を折り返した。フィジーも食い下がり接戦に持ち込んだがウェールズが勝利した。
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エンディングの挨拶。