- 出演者
- 小田切千 宮崎慶太 片山千恵子 田中美都
特別職の国家公務員給与引き上げ法案は総理大臣は年間46万円、閣僚は年間32万円増額となる。与野党双方から物価高で国民が苦しむ中適切ではないとの指摘が出ている。これについて松野官房長官は午後の記者会見で「総理や政務三役を利するような考えはまったく持ち合わせていない。万が一にも不信を招くようなことがあってはならない」など述べ、岸田首相や政務三役は法案成立すれば増額分を全額国庫返納する方針を明らかにした。一方、法案自体については「特別職の国家公務員には首相・閣僚のほかにも会計検査院長や人事院総裁など様々あり、従来一般職に準じて改定してきている」など述べた。
みずほフィナンシャルグループは子会社・みずほ証券を通じて楽天証券の株式約20％を取得してきたが、新たに870億円の追加出資を行い49％まで資本を増やしていく。みずほFGはNISAの拡充を前にネット証券ビジネスを強化する狙いがある。楽天証券側もSBI証券に対抗するため日本株の売買手数料を無料化し連携によって競争力を高める狙いや、楽天グループが携帯電話事業での赤字が続く中で基地局整備のために発行した社債の償還を控えることからこれを資金調達につなげる狙いがある。また、これを受けて楽天グループは楽天証券ホールディングスの東京証券取引所への上場申請を一旦取り下げる方針。
経済産業省はエネルギー価格の上昇を受けて家庭の省エネ支援策を拡充していく。ヒートポンプを使い少ない電力で湯を沸かす給湯器の導入には10万円を補助し、賃貸の集合住宅に省エネ性能が高いガス給湯器を導入すると1台に付き5万円を補助するなど、補正予算案に760億円余を盛り込む方針。企業向けの支援策としても石炭・石油使用削減の設備投資に50％の補助を行い、2300億円余を盛り込んでいく。
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- 経済産業省
埼玉県を巡ってはダサいという印象もよく聴かれてしまっているが、その中で埼玉県は埼玉の評価を意見募集している。今月は埼玉を揶揄する映画が公開予定の中、埼玉・大野知事に武内英樹監督らが謝罪している。原作のマンガが1980年代前半に登場すると「ダさいたま」という言葉が流行語となり「NHKニュースワイド」という番組でも埼玉がダサいか否かについて意見するコーナーが見られた。埼玉県イメージアップ検討会では「なぜダサいと言われるのか」をテーマにしている。県はイメージアップに繋げようと40年前にも同様のテーマに意見を募り、広報紙で紙面討論会も行われた。あれから40年。街の人は「ダサくない」と声を揃えて話している。続編映画の公開に合わせて埼玉県も先月、40年ぶりに埼玉のイメージについて意見募集を行った。今日午前までに寄せられた意見は650件で、40年前の10倍近くに上っているという。40年前は「埼玉はダサい」という意見が殆だったが現在は半々だという。県は寄せられた意見を今回も広報紙で公開するという。
広島中区のライブ映像が流れた。
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- 中区（広島）
ニューヨークのブロードウェイで上演されているミュージカル「ウィキッド」。童話「オズの魔法使い」に登場する2人の魔女の出会いとその成長を描いた作品で、先月上演20周年を迎えた。この舞台の監督は実は日本人が務めているという。横尾沙織さん（32）は都内の高校を卒業後、ミュージカルの演出を学ぶためアメリカの大学に進学し一昨年から本場ブロードウェイで舞台監督を務めている。舞台監督の仕事は多岐にわたり、衣装や小道具の確認・俳優のスケジュール確認などをこなしている。横尾さんは「ダンスをするにもけが人が発生した場合、代役の演技指導なども行っている」等と話した。横尾さんは高校時代に学園祭で「ウィキッド」を上演し、歌の指導や演出を任されたことが今の仕事に憧れを持ったキッカケだという。渡米から約10年、全米の舞台各地で支えとなっていたのが「エルファバ」の姿だったという。横尾さんの成長を見守ってきた上司は横尾さんの仕事への姿勢を高く評価している。上司は「口数は少ないが、やらなければと思ったことをいつもやってくれている」などと話した。無事に20周年を迎え横尾さんは「笑顔が絶えない公演だった」と話した。
北海道函館山からの映像。日中は穏やかな秋晴れで気温は平年より高めであった。明日朝の冷え込みは緩むが、午前中を中心に雨が降りそうである。場面変わって原爆ドームが見える広島・中区の映像。現在21.2℃の気温で広島も今日はよく晴れ、昼間の気温は平年より3℃以上高く10月下旬並みの気温であったとのこと。明日は曇で、夕方にかけて雨が降りやすい天気になる見込みだという。
渋谷・NHK放送センター内より中継。ここで天気にまつわるクイズの紹介で、かつて気象台が昭和に春になると観測していたものは何かという問題。1は腹巻きの使い始め、2はスケートの履き始め、3はこたつの使い始め、4は雪かきの開始時期の選択肢が表示された。正解は3のこたつである。生活季節観測と呼ばれ、60年前まで行われていたという。こたつの他にも手袋やストーブなども観測の対象となっていたという。当時の気象台の担当者が街の様子をみてみたり知り合いに聞いたりなど2割の人が使っていると、使い始め初日とカウントされていたとのこと。
インド・ニューデリーでは、11月に入り大気汚染物質PM2.5の濃度がインド政府の指標で最も深刻なレベルに達している。当局は対策として公立学校のほとんどのクラスを休校とするほか、車の通行量を13日から規制する予定で市民生活に大きな影響を及ぼしている。
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- PM2.5ニューデリー（インド）
世界でおよそ160兆円の資産を運用するアメリカの大手ヌビーンが都内で会見を開き、ホセCEOが日本での運用を拡大する方針を示した。日本では個人金融資産の半分以上を占める1100兆円あまりが現預金で、政府は国内の運用会社の改革や海外勢の参入を促し、貯蓄から投資の動きを加速させたいとしている。
南米のペルーを公式訪問されている秋篠宮佳子さまは、現地時間の8日、首都リマで日系人が設立した学校を訪ねられた。このあと、現地で暮らす日本人が作った隣の運動場に移り、運営団体の70周年記念式典に出席された。佳子さまはペルー公式訪問の日程を終え10日に帰国される。
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- リマ（ペルー）
阿倍野消防署を訪れているかほなんさん。今日は「119番の日」ということで防災知識を伝える。阿倍野消防署の畑さんいわく、大阪市の火災原因の上位となっているのが天ぷら油だという。油で調理をしている最中に地震などが起こった場合、自分の身を守る行動が最優先とのこと。最近はガスコンロなどでも地震が起こると自動的に消えるようになっているというが、万が一、火が消えなかった場合は消火器を使い、ない場合は手前から被せるように鍋に蓋をするのがいいとのこと。水をかけると火が広がるため厳禁だという。また、水が垂れない程度に絞った濡れタオルを被せるのも有効とのこと。濡れタオルや蓋をすぐに外すと酸素を促進しまた火がついてしまうため、かぶせたあとはしばらく置いておくのがいいという。また、水を吸わない繊維は薄手の化学繊維の洋服では消化できない場合もあるという。あくまで初期消火の方法なので、天井まで火が届いている場合は危ないのですぐに逃げて119番通報してほしいとのことだった。
熊町さんが九州場所の見どころの紹介。最小結の阿炎と北勝富士が並びメンツは変わらないという。しかし照ノ富士が休場を発表する事態があったものの貴景勝は先場所優勝している。横綱にかかると言う話もあるが先場所は11勝という勝ち星としてはあまり多くないらしく賛否両論が起こっているという。注目の力士は豪ノ山（25）で前頭四枚目におり、武隈部屋に所属している。今年から勝率が上がっており6場所連続で勝ち越しているという。
福岡県・那珂川にある稽古部屋では豪ノ山が押し相撲をメインで稽古している様子が映し出されている。先場所14日目での明生との勝負では下から押し上げるような見事な押しで勝利した。豪ノ山は「しっかり足を踏み込んで前に出る相撲が自分の理想とする相撲」などと話した。250kgあるタイヤを軽々と持ち上げるなど瞬発力を大事にした稽古をしているという。小さい頃から体が大きく、6歳で相撲を始めた。プロを目指すきっかけとなったのが師匠である武隈親方が所属していた「境川部屋」の存在である。豪ノ山は「学校が終わったら部屋に遊びに行って、朝は学校の前に稽古に行くという生活をしていた」などと話した。ちゃんこは武隈親方自らが作るという非常に珍しいことだという。そんな豪ノ山が背中を追い続けているのは2歳年上の貴景勝である。一緒にキャッチボールしたりと仲がいいという。そんな先場所では勝負をするも貴景勝の勝利となった。豪ノ山は「また当たることがあれば精一杯やる。最後の場所をしっかりいい成績を残して終えたい」と話した。
豪ノ山についてのトーク。熊町さんが「子供達に対して良い兄貴分を出しているところにとても好感が持てる」などと話した。小田切アナが「前回熱海富士を紹介した後にすごい勢いで活躍した」と話すと熊町さんは「ゲン担ぎ的な役割があるので優勝争いにもしかしたら食い込むかもしれない」と話した。
現在の名古屋駅の様子。昨日から始まったクリスマスのイルミネーションが見えているのが確認できる。明日は曇の予報で、雨が降る所があるという。場面変わって博多港。近くには大相撲九州場所が行われる福岡国際センターがある。明日は朝から雨で、気温はほぼ平年並みの20℃前後の見込みであるという。
東京千代田区にある区民会館内にある調理室で震災時に電気やガスなどのインフラが使えなくなった場合を想定したコンテストを開催した。使われた食材はすべて「常温保存可能な食品」である。缶詰や防災食などを使っており、器具もカセットコンロなど災害時に使えるもので調理するという。70食品の応募が寄せられ、その中でグランプリを獲得した江口愛莉さんに話を聞くことが出来た。江口さんは大学で家政学を学んでおり、缶詰の焼き鳥を使ったチキンライスやポテチのサラダなどが紹介された。調理法はお湯を入れるだけで完成するという至ってシンプルな方法である。また別の賞では鍋1つで簡単調理ができるパスタやサラダなどが紹介された。平時の今だからこそこのようなメニューを考えてみてはいかがだろうか。
防災メニューに関するスタジオトーク。片山アナが「普段から活用できそう」と話すと小田切アナが「全然作れる。楽しみながらできそう」と話した。