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巨人期待のスラッガー・秋広優人は松井秀喜の背番号「55」を受け継いだ。身長は日本人選手で最も高い202センチで、昨シーズンは長いリーチを生かしたバッティングで4試合連続ホームランを達成した。秋広の飛躍の秘密に迫る。
オープニング映像。
秋広優人は母校・船橋市立宮本中学校を訪れた。小学1年で154センチあった身長は中学3年で198センチに。当時から規格外の大きさだった。高校は二松学舎大学附属高等学校に進学したが、甲子園の舞台には立てなかった。ドラフトでは上位指名する球団がない中、巨人が5位で獲得。3年目の昨シーズンはホームラン10本、41打点と活躍した。中田翔と一緒に自主トレをするようになったのが飛躍のきっかけだった。自主トレでは、まずは制限時間40秒で30mダッシュ、30mバック走、60mサイドステップ、30m両足ジャンプをこなす。これを3セット、40秒をきれなければやり直しとなる。ウエイトルームでは懸垂足上げ腹筋に取り組んだ。下半身と上半身をつなぐ腸腰筋を鍛え連動性を高めることでスイングスピードの向上を目指す。続いては20種類もの股関節周りを鍛えるメニューをこなす。狙いは飛距離アップだった。自主トレ前の体重は103キロ。体を大きくするため秋広は食事トレーニングを行っており、朝から米2合、照り焼きチキン、ソーセージ、目玉焼きを食べた。自主トレ期間に目指す体重は112キロ。昼も大盛りご飯をかきこみ、夜は米5.5合に大量のハンバーグ、鶏のささみ揚げを食べた。体重は108.7キロまで上がった。
中田翔は「アキが去年活躍できたからみんなクローズアップしがちだけど、一緒になってレベルアップしていければと思う」「こういう空間を共にやってるっていうのは僕からしたら特別」などと話した。今シーズンから別チームとなる2人は、互いへの思いを胸に1軍での再開を誓う。
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