2024年5月11日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京

ブレイクスルー

出演者
佐々木明子 真山仁 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ブレイクスルー)
劇団四季がオリジナルの新作で世界へ

1953年に浅利慶太が創立した劇団四季。現在国内に専用劇場7か所、年間公演は約3000回行っている。劇団四季社長・吉田智誉樹は1987年に劇団四季に入社し、主に広報宣伝を担当。2014年にカリスマ演出家・浅利慶太から経営を引き継ぎ10年が経った。真山は吉田社長とフリーライター時代からの長いつきあいで「アラジン」のパンフレットには「最近の大人は夢見る楽しさを忘れ、子どもはリアル世界の凄さをなめている」などと記載されている。オリジナル作品の新作「ゴースト&レディ」の原作は青年漫画雑誌「週刊モーニング」で連載された「うしおととら」の原作者でもある藤田和日郎の漫画「ゴーストアンドレディ」である。吉田社長は「2020年から2021年の2年間は決算的にも赤字で苦しかった」などと話した。オリジナル作品の重要性を改めて感じたのがコロナの流行。2020年には政府や自治体からの要請で1000回以上の公演が中止、85億円の売り上げが消失した。飲食店などと違い舞台への補助金はほぼなく、経営は苦しい状況に。そんな中でも劇団の財産である俳優やスタッフの給料は払い続けたという。吉田社長は「海外作品は映像を世の中に出してマネタイズすることを権利的に許されてない。それが出来るのはオリジナル作品だけである。マネタイズの可能性が圧倒的に広がるのでオリジナル作品の強みのひとつ」などと話した。

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真山仁 劇団四季の制作現場へ

オリジナルミュージカルの舞台稽古を特別に見せてもらった。舞台では2週間後の本番に向けてリハーサルの真っ最中。本番の劇場を使い、1か月に及ぶ稽古は新作オリジナルミュージカルにかける劇団四季の並々ならぬ本気度が表れている。企画開発室は2018年、劇団四季社長・吉田智誉樹が新設した。オリジナル作品の開発を主導。演出・スコット・シュワルツさんはディズニー作品「ノートルダムの鐘」で2016年に一緒に仕事をしたのがきっかけだという。吉田社長は「最初のターゲットはアジア。本場はニューヨークやロンドンなので最後はそこに行けたら嬉しい」などと話した。

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劇団四季 男性客は開拓できるか?

劇団四季社長・吉田智誉樹さんは「マーケットを広げていこうと思うと未開の男性層2〜3割の人たちが半分ぐらい来るようになればパイは大きくなってくると思う」などと話した。こだわりの舞台セットを拝見した。吉田社長は1964年、神奈川県横浜市生まれ。高校時代、演劇部に所属。学校の芸術鑑賞会で劇団四季のミュージカル「アプローズ」を日生劇場に見に行ったのがきっかけ。面接で浅利慶太に言われた言葉が今でも忘れられないという。吉田社長は「新しいことをやるときに必ず浅利慶太ならどう判断するかいつも考える」などと話した。

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開幕 新作オリジナルミュージカル

劇団四季が一世一代の大勝負に出た新作のオリジナルミュージカル「ゴースト&レディ」の幕が上がった。初日の公演は完売。劇団四季社長・吉田智誉樹にとってブレイクスルーとは「自らを突破して世に問うこと」などと話した。

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ミュージカル『ゴースト&レディ』四季
(エンディング)
配信情報

ブレイクスルーはテレ東BIZ・TVer・U-NEXTで配信。テレ東BIZでは小説家真山仁の深堀りコンテンツも。

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