2024年4月21日放送 3:15 - 4:15 フジテレビ

プロ野球 レジェン堂

出演者
徳光和夫 遠藤玲子 掛布雅之 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れる。

キーワード
小林繁岡田彰布掛布雅之江川卓阪神タイガース
オープニングトーク

徳光和夫さん、遠藤玲子さんが登場。昭和の時代はプロ野球が活気づけたという徳光さん。当時の名選手に話を聞く。遠藤さんのレジェンドは徳光和夫さんだとのこと。

掛布雅之×徳光和夫
阪神18年ぶり優勝 “盟友”岡田監督 采配秘話/4番 大山悠輔は“教え子”/佐藤輝明「3年目の覚醒」/横田慎太郎さんのために…

ミスタータイガースと呼ばれた掛布雅之さんが登場。昨年は阪神が独走するとは思わなかったと岡田彰布監督は語っていたという。投打が噛み合っていたという。岡田監督は、フォアボールの査定ポイントを上げた。ボールをしっかりみて、テレビに映っていなさいと選手に言ったとのこと。大山悠輔を4番にした。大山悠輔選手には人望があるとのこと。優勝したときに大山悠輔選手は泣き崩れたという。佐藤輝明選手は顔が動かなくなったという。シーズン中に、横田慎太郎さんが脳腫瘍で亡くなった。その同期前後の選手たちが今、戦っている。

キーワード
佐藤輝明大山悠輔岡田彰布横田慎太郎脳腫瘍阪神タイガース
伝説の「入団テスト」秘話 千葉・習志野高校から阪神へ/「1年だけ」現役が一緒 “憧れ”長嶋茂雄との出会い

掛布雅之さんの現役時代の話。50年前に阪神にドラフトで指名され、高校の夏が終わる頃に阪神の2軍練習に参加した。当時のスカウトであった河西俊雄さんが練習を見ていたという。他の球団からはヤクルトのスカウトも来ていて当時の監督から「あの小さい左バッターは誰か」と聞かれたとのこと。テストを受けて阪神に入団後は3割の打率を出していたという。また掛布さんは長嶋茂雄さんに憧れて野球を始めたもののジャイアンツからは声がかからなかったという。しかし長嶋さんが現役引退する最後の年に一緒に野球をプレイする事ができたのが宝物だとのこと。

キーワード
千葉県東京ヤクルトスワローズ河西俊雄王貞治習志野市立習志野高等学校読売巨人軍長嶋茂雄阪神タイガース高橋善正
新人で1軍出場へ きっかけは「冠婚葬祭」/ドラフト1位の同期 佐野仙好との“絆”/阪神“先輩たち”伝説「相撲とりのような」

掛布さんは入団1年目で1軍出場し、3月のオープン戦の最中にショートの藤田平さんが結婚をするのでゲームを休むことになったという。またセカンドを守っている野田征稔さんの父が亡くなり、セカンドとショートが冠婚葬祭でいない状態になった。そこでどちらも守れる掛布さんが1軍へ出場することになったという。そこで東尾修さんからヒットを2本打ったという。掛布さんは足は早くなかったのでサードのレギュラーを務めていた後藤和昭さんと一緒に練習するようになったとのこと。そこでドラフト1位の佐野仙好さんとポジション争いをしていたという。また掛布さんが引退する際に佐野さんから「何で自分よりも4つ若いのに先に辞めるんだ。お前に負けたのが野球人生で一番悔しかったけど、ありがとう」などと言われたとのこと。また先輩に田淵幸一さんや江夏豊さんなどレジェンドがおり、田淵さんの打球や江夏さんのボールの投げ方などを話した。

キーワード
中央大学佐野仙好後藤和昭東尾修江夏豊田淵幸一藤田平遠井吾郎野田征稔阪神タイガース阪神甲子園球場
江夏豊と鉄人・衣笠祥雄 レジェンドからのアドバイス/ホームランバッターへ 背中を押したものは

広島遠征へ行った時に江夏さんがいて、衣笠さんと3人で野球の話をしたときに江夏さんからピッチャー・バッテリーの勝負の仕方などを聞き、衣笠さんが掛布さんのホームランに拍手を送るくらいのファンだと話し、軽いけがで休みすぎるからゲームを休まず、一生懸命三振してエラーをすれば確実に全試合出れると話したエピソードを語った。また、そのことで掛布さんは自分の野球をさらけ出す勇気が出たと話し、この人たちには勝てないと話した。48本のホームランを打つのに阪神の4番を意識して打ってはいないが、藤村さんと田淵さんが頭の中に浮かんでいた。ホームラン王を取る前年に知り合いの家で食事をする時に、ウェイトリフティングの全日本で入賞した人がいてウェイトトレーニングをしてみないかと進められ、オフの間に週3日やっていたからその影響はあると話した。

キーワード
広島県江夏豊田淵幸一藤村富美男衣笠祥雄阪神タイガース
“ミスタータイガース”は「自分ではないみたい…」

プロ野球選手として自信をつけたシーンについて掛布さんは、入団4年目の開幕の満塁ホームランの一瞬だけと答えた。3年目のシーズンであと1本ヒットを打てば王さんより打率が上に行くと言われたことがあり、この年の打率は王さんが6位で掛布さんが5位になった。また、遠藤さんが谷沢さんとプロ野球ニュースでご一緒していると話し、掛布さんは谷沢さんもよく打ったと感慨深く話していた。

キーワード
プロ野球ニュース東京ヤクルトスワローズ松岡弘王貞治習志野市立習志野高等学校谷沢健一
独特ルーティーンの意味は

みんなが真似をしていた仕草について掛布さんは、ユニフォームを上げるのは高校の時に体に合ったユニフォームは作ってくれないから弛んでいるのが嫌で上げるクセがついていたと話した。また、バットを回すのは物差しのようにして回すことで角度がわかりやすく、上から下ろすのは田淵さんに教えてもらった呼吸法と話した。掛布さんはセンターにいた新聞社のカメラマンにセンターから全部撮ってもらって、31番が見えすぎるとその写真を必ずくれるので、掛布さんのバッティングを1番わかっていたのはセンターのカメラマンで感謝していると話した。

キーワード
イチローデイリースポーツ田淵幸一阪神タイガース
「世界の王」から 忘れられない言葉

「世界の王」から 忘れられない言葉をかけてもらったという。掛布さんがヒットを打ったあと、あんなバッティングいつ覚えたんだと王さんに声をかけられたという。掛布さんは、あの王さんに見ていてもらったことが嬉しかったという。ホームランの球を打つ我慢が必要だとも言われたという。王さんの集中力はすごかったという。

キーワード
王貞治
「憧れ」長嶋茂雄の言葉と感謝

「憧れ」の長嶋茂雄さんから言葉をかけてもらったという掛布さん。電話で打撃指導があったとのこと。感謝しているという。長嶋茂雄さんが松井秀喜さんを指導していたときは、スイングの音だけ聞いていたという。長嶋茂雄さんは掛布さんの結婚披露宴で、掛布くんのファンだと言ったとのこと。長嶋茂雄さんは、義理堅いひとだと徳光さんが語った。

キーワード
松井秀喜長嶋茂雄
星野仙一は“カモ”?通算打率は.414/先輩を意識しすぎ!?打てなかった江夏の球/ホームランを量産 相性良かった広島・池谷

掛布の星野仙一との対戦での通算打率は約4.1割。徳光は「星野さんが阪神の監督になった時に掛布さんの首脳陣はないなと思った」などとコメントした。掛布は「星野さんはいつも僕に”お前を育てたのは俺だぞ”って言っていた。ただ星野さん曰く”お前にはHRさえ打たれなければいい”と思って投げていたらしい。”ヒットで出塁されても次の打者は抑えられる。お前には打たせてやってるんだ”という顔で一塁ベースを見てくる」などと話した。江夏豊に関して掛布は「打てなかった。色んなピッチングの組み立てを聞かされたから考えすぎてしまう」などとコメント。池谷公二郎については「同じスポーツメーカーのアドバイザーをしていた。池谷さんはいつも”お前に打たれるんだよな。お前の顔を見るとインコースに投げられない”って言っていた。池谷さんとは本当にいい勝負をさせてもらった。一番HRを打たせてもらった投手」などとした。掛布は池谷から15本のHRを打っている。その次にHRを打っているのは14本で江川卓だった。

キーワード
中日ドラゴンズ広島東洋カープ星野仙一最多セーブ投手江夏豊江川卓池谷公二郎沢村栄治賞西本聖読売巨人軍阪神タイガース
ライバル・江川卓 “同学年のレジェンド”

江川卓について掛布は「裏の勝負はなく、全て表の真っすぐの勝負だった。カーブでHR打ってたのは最初の頃だけで、3,4年目くらいからはほとんど真っすぐでしたHRを打ってない。同世代で特別な意識をした。阪神ファンは絶対に許せない敵だったし。先発・江川のコールを聞きたくなかった。怖いんです。それくらいストレート投げてくるから。学生の頃に1度だけ作新に行ったことがあるが、ブルペンに江川が入った時に、野球見に来てるファンが皆作新のブルペンに行った。今まで聞いたことのないミットに入る音がしていた。6回から江川が出る事になっていたが、習志野の選手は皆”こんな球見たことない”という顔でベンチに帰ってきた」などと話した。

キーワード
作新学院高等学校大橋康延小林繁後楽園球場江川卓習志野市立習志野高等学校読売巨人軍阪神タイガース阪神甲子園球場
江川とトレードで阪神へ 小林繁への「ライバル心」

掛布が阪神の中でライバルとして意識したのは小林繁だという。掛布は「複雑なトレードで阪神に入ってきた時に多くのファンが”小林小林”と湧いた。阪神を小林さんに乗っ取られてしまうんじゃないだろうかと。田淵さんたちなどから脈々と続いた生え抜きとして、阪神を守らなきゃいけないと思った。僕が24歳の時にHR王を取るけど、あれは小林さんが入ってきた時。48本のHRは小林さんが打たせた」などと言った。

キーワード
小林繁最多本塁打江川卓田淵幸一読売巨人軍阪神タイガース
守備の師匠は「牛若丸」 吉田義男のグラブさばき伝説/1985年 “日本一”の裏側 バース・岡田との絆とは/18年ぶり優勝の阪神 今後「強さ」は続くのか?

グラブさばきを参考にしたのは吉田義男さん。全部前でさばくよう仕込まれたという。1985年の優勝の時、安藤統男さんは4番が日本人でなければいけないというような考えを持っていて、吉田さんもそういう考えだったという。その年の打点は阪神が多くランクインしていた。バースがGWあたりから調子を上げてきており、4月に槇原から逆転3ランを打ったのがチームを勢いづけたという。バースも気遣いする人で、掛布さんに「お前が後ろを打ってくれたから俺は三冠王を取れた。お前が俺の前を打てば全部のタイトルを持ってくだろう。来年もお前の前を打たせてくれ」と言って帰っていったという。5番に岡田さんがいたのも大きいという。4番としてどういう野球をやるのが3番と5番を繋げられる4番になるかと考えたときに、岡田のヒット・ホームランを得点につなげるためにフォアボールを増やそうという意識はあったという。この年と今年のタイガースのどちらが強いかと聞かれ、今年のほうが強いという。今年心配だったのはチームが若いということ。だがこのチームで優勝したので2、3年は阪神の時代が続くのではなどと話した。

キーワード
ゴールデンウィークランディ・バース佐藤輝明吉田義男大山悠輔安藤統男岡田彰布広岡達朗槙原寛己真弓明信読売巨人軍阪神タイガース
レジェンド・掛布 プロ野球への「想い」

掛布さんは、我々の時代は巨人に勝てない時代が続いたが、今年の巨人は阪神に18敗している。阪神と巨人がリードしていくようなペナントレースを来年は期待したいという。

キーワード
読売巨人軍阪神タイガース
(エンディング)
エンディングトーク

遠藤アナは「巨人ファンだが阪神応援したくなった」などとコメント。徳光さんは「未だになぜ巨人に来なかったのか」などと述べ、掛布さんは「阪神で良かった」とコメント。

キーワード
読売巨人軍阪神タイガース
(番組宣伝)
ブルーモーメント

「ブルーモーメント」の番組宣伝。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.