- 出演者
- マツコ・デラックス ジュンティーニ・キアラ
ジュンティーニ・キアラさんについてトーク。マツコは本場の発音を聞き「嘘ですよ!そんなの騙されませんよ!」などと話した。
今回はジュンティーニ・キアラがおくるお取り寄せもできる秋の和菓子45連発。
最初に向かったのは昭和10年創業の神楽坂「梅花亭」。予約したのはレモン大福。賞味期限はこの日いっぱいのためバイヤーが手で運ぶ。続いて「五十鈴」へ。頼んだのはお団子。すぐさま高島屋 岐阜店へ。開始15分前に和菓子を並べる。午後2時に販売開始とし40分で完売した。
菓子のルーツは果実・木の実などの果子といわれている。大地の恵みがもつ芳醇な美味しさをダイレクトに味わえるのが秋の和菓子の最大の魅力。秋の食材といえば栗。マツコは巌邑堂「栗蒸し羊羹」に注目した。厳選した国産栗&北海道・美瑛の小豆を使用している。栗と餡子の割合は1:4。機会を使わず手でこねているためモチモチ食感。名古屋の栗蒸し羊羹は松風付きが多く、カステラの塩気と羊羹の甘さがクセになる。桜井甘精堂「純栗かの子」は栗の甘露煮&栗あんを合わせた信州銘菓。竹風堂「どら焼山」は栗あん&栗入りで栗尽くしのどら焼きとなっている。
約7万5000人の街に20軒以上ある栗きんとんの聖地・岐阜県中津川市。一般的な栗きんとんは栗の甘露煮&さつまいも餡を混ぜたもの。中津川市は栗の名産地として知られ、様々な栗の和菓子がある。まず江戸時代創業の老舗「すや」。蒸して裏ごしした栗に砂糖を加え炊き、茶巾で絞って形を整えた中津川銘菓。にぎわい特産館では市内の17店舗の栗きんとんを1つから購入可能で食べ比べもできる。中津川は栗きんとんだけではない。続いて1864年創業の老舗和菓子店「川上屋」のさゝめさゝ栗、明治40年創業の「松月堂」の栗苞を紹介した。
すやの栗きんとんは栗の本来の甘みを生かした美味しさとなっている。松月堂の栗苞は葛が弾力があってモチっとしている。川上屋のさゝめさゝ栗は栗きんとんの存在感があり蒸し羊羹とのバランスがとれている。
スタジオに栗菓子が登場。まずマツコはすや「栗きんとん」を食べ「砂糖入ってるのかな?ほとんど感じない。栗食べているみたい」などと語った。栗の粒も残っていて食感も楽しい。続いて松月堂「栗苞」。なめらかな栗きんとんを葛衣で包んだ。葛の食感と合うよう通常よりもなめらかに仕上げている。本葛粉を使用し弾力のあるモッチリ食感。冷凍庫で軽く冷やして食べても美味。恵那福堂「栗粉餅」は栗そぼろの甘さと餅のほんのり塩味が合う。御菓子所しん「からくり柿」は信州産・志田柿の中に栗きんとんを詰めた逸品。
まず「白虎隊も食べた!?会津・秋の風物詩 身知らず柿の旨味を凝縮!会津長門屋『是山』」。会津若松市は江戸時代、会津松平家が治めた城下町。鶴ヶ城など多くの名所旧跡が残る観光都市。1848年創業「会津長門屋」に500年以上前から栽培されている会津みしらず柿を使った絶品銘菓がある。
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会津のご当地柿“みしらず柿”を使った二層仕立ての和菓子、会津長門屋「是山」を試食。マツコは「柿そのものくらいの味。ほうじ茶と合う」などとコメント。また、キアラさんがマツコに「京都、金沢に並ぶ日本三大菓子処は?」といったクイズを出題。「国宝の城がある街」とのヒントにマツコは「姫路城」「松本城」を挙げた後、正解の「松江城」を答えた。
日本三大菓子処に数えられる島根県松江市。市内には10軒以上の和菓子屋が。今回キアラさんが向かったのはJR松江駅から徒歩10分にある「風流堂」。こちらで「果樹園の木洩れ日」の製造風景を見学させてもらった。奥出雲産のぶどうジュースに砂糖・水飴を混ぜ、多伎いちじくを加えてできた。
風流堂「果樹園の木洩れ日」に使われているいちじくは島根県多伎町産。モーツァルトが流れるハウスの中で栽培されているのが、およそ350年前に中国からやってきた蓬莱柿と呼ばれる品種で皮が柔らかいのが特徴。「いちじく大福」も地元のいちじくを使ったお菓子。とれたての多伎いちじくを白あんで包み、丸ごとお餅の中に入れた秋限定商品。
スタジオで風流堂「果樹園の木洩れ日」を試食。マツコは「大人のお菓子。シャンパンとか日本酒とかに合いそう」などとコメント。キアラさんオススメの食べ方アレンジは「バタートースト」にしたりチーズと共にクラッカーにのせて。
全国のいちじくを使った和菓子を紹介。五勝手屋本舗「回/re-fruit」は干しいちじくの中に金時豆の羊羹を入れたもの。「いちじくの姿を蘇らせたい」との思いで名付けられたそう。また、玉嶋屋「宝潤羹」や岡萬本舗「お堰の小舟」など、全国には旬のいちじくを使った様々な銘菓がある。
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和菓子の世界では毎年その季節になると作られる伝統のお菓子がある。例えば福井の水ようかんはこたつに入りながら食べる冬の風物詩。そんな中、キアラさんが一般的にまだ知られていないお菓子として紹介したのが11月のお菓子「亥の子餅」。源氏物語にも登場する、無病息災を願って食すお菓子。東京・赤坂の「とらや」や京都「二條若狭屋」など、色んなお店で作られている。スタジオでは二條若狭屋の「亥の子餅」を試食。マツコは「これ好き」と絶賛した。
「マツコの知らない世界」の次回予告。
吉岡製菓の亥の子餅「胡麻嵐」をスタジオで試食。マツコは「甘みはそんなになくて、胡麻感がすごい」などとコメントした。吉岡製菓では他にも話題のいちご大福「ルビーのいちご」など、斬新なお菓子を生み出している。三代目の吉岡洸さんの前職はホストで、元々は芸人も目指していたという。