- 出演者
- 矢内雄一郎 相内優香 池谷亨 平出真有 肖敏捷 鈴木崇生 尾河眞樹
オープニング映像。
NY株式・米10年国債・ナスダック・ダウ・セクター別騰落率・為替の値動きを伝えた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が激しさを増し、ガザ地区にある病院が空爆され、300人を超える死者が出た。病院はガザ北部に位置し、パレスチナ市民の避難場所となっていた。今後、犠牲者が更に増える可能性があるという。この病院空爆についてイランやヨルダンが強く非難し、カナダのトルドー首相が「絶対に容認できない」とコメントしている。こうした中、アメリカのバイデン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と会談するため、まもなくアメリカを出発する。イスラエル軍による地上侵攻が視野に入る中、地域紛争への拡大や、民間人被害を抑える方策を協議するとしている。イスラエルには、17日にドイツのショルツ首相が訪問したほか、イギリスのスナク首相が今週にもイスラエルを訪問すると報道されている。
アメリカの9月の小売売上高は、前の月から0.7%増加し、6ヶ月連続のプラスで、市場予想を上回った。項目別では自動車・関連部品が1.0%増加したほか、飲食店やネット通販もプラスと健闘した。変動の大きい自動車・部品とガソリンスタンドを除いた売上高はプラス0.6%で、伸びが加速した。
ゴールドマン・サックスの7-9月期決算は、減収減益となり、1株利益は予想を上回った。個人向け事業の縮小に伴い、営業費用が増加したことが、利益を圧迫している。一方、新規株式公開で大型案件を引き受けたことから、株式引受業務の収入は増加している。
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ジョンソン・エンド・ジョンソンの7-9月期決算は、1年前から6.8%の増収で、調整後の1株利益は市場予想を上回った。主力の医薬品事業では新型コロナワクチンの売上げが減少したものの、がん治療薬などが好調で、1年前から5.1%の増加となった。また、医療機器は新型カテーテルなどが売上げを伸ばし、10%プラスだった。通期の1株利益の見通しも従来から引き上げている。
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17日、アメリカのバイデン政権は、先端半導体をめぐる対中輸出規制を強化すると発表した。去年10月に打ち出した規制の抜け穴を防ぐため、AIに使われる半導体の規制基準を変更しており、軍事使用を防ぐ狙いがあるという。
東海東京証券アメリカの芝田さんは「7-9月期の決算発表は、概ね堅調に推移しています。今日はロッキード・マーチンやジョンソン・エンド・ジョンソンなどが揃って市場予想を上回る決算を発表しました。また、16日時点で39社が決算を発表しており、35社の利益が予想を上回っています」などと話した。
今日のゲストは、AIS CAPITALの肖敏捷さん・ソニーフィナンシャルグループの尾河眞樹さん。
きょうの為替は。尾河さんに聞く。ドル円予想レンジ:149.30円~150.30円。注目ポイント:パウエル議長のスピーチと為替相場。尾河さんは「サービス価格の上昇率(家賃除くコア・サービスCPI)は減速。年内利上げの四条の織り込み度もきのうの小売を受けても今3割強に留まっている。したがってパウエル議長の公演では追加の利上げに対しては慎重な姿勢だと思うんですけどインフレは以前高止まりであると言いつつより長期に渡って金利を維持する発言をするかも知れない」「発言次第では利下げ織り込みに変化も」などと話した。
10年国債、上海総合指数、世界の株価(17日)、株式先物の値を伝えた。
きょうの株は。岩井コスモ証券の林さんに聞く。日経平均予想レンジ:31900円~32200円。注目ポイント:物色面から見る年末相場への期待。林さんは「夏場以降主に半導体在庫調整などの影響が大きくて直前まで冴えませんでした」「工作機械受注、底打ち局面で強い株高傾向」などと話した。
プーチン大統領は昨日、北京首都国際空港に到着し、出迎えた中国政府の高官と握手をかわした。プーチン氏をはじめ、会議に出席するため集まった各国の首脳は昨夜、人民大会堂で開かれた習氏主催の晩餐会に参加した。今日の「一帯一路」会議では習氏が基調演説をしたあとに、プーチン氏が演説する予定。また中露首脳会談では、ガザ情勢やウクライナ問題を意見交換する見通しで、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出めぐっては対日圧力で共闘する構え。
川崎重工業は昨日、神戸工場で建造中の新型潜水艦の進水式を行なった。潜水艦は全長84メートル、排水量約3,000トンの日本最大級となる大鯨型の4番艦で「らいげい」と命名された。力の象徴として、雷と鯨を組み合わせたという。リチウムイオン電池を搭載し、長期潜航が可能で、今後試験航行などを重ね、2025年に防衛省に引き渡される計画。
JR東海・西日本・九州は新幹線の喫煙ルームを来年春に廃止すると発表した。健康志向の高まりや喫煙率の低下が理由としていて、空いたスペースは非常用飲料水の備蓄に活用し、災害対策を強化する考え。JR東日本などが運行する新幹線はすでに禁煙のため、国内全ての新幹線でタバコを吸うことができなくなる。
今日の予定を紹介。国内では9月の訪日外国人客数、中国では7-9月期GDPが発表される。アメリカでは地区連銀経済報告が公表される。決算ではネットフリックスやテスラに注目。
一帯一路について、肖さんは「想定を上回るペースで進んでいる。10年一つの節目として、今後おそらく一帯一路の課題としては量より質だと思う」などと話した。尾河氏が注目している経済指標はアメリカの9月の住宅着工件数だという。尾河さんは「アメリカ経済はソフトランディングの見方が増えている。アメリカの長期金利があがったのは9月以降のことなので、影響がどのように出てるか難しい。住宅着工件数にはそれが表れてくる可能性があるので、それを確認したい」などと話した。
全国の気象情報を伝えた。