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世界の山々から環境問題を見つめてきたアルピニスト・野口健さんは2000年から富士山のゴミ清掃に取り組み始め20年以上活動を続けている。野口が特別招聘教授を務める亜細亜大学の学生ら51人とゴミ清掃を行う。
富士山の静岡県側のふもとで清掃活動が行われたなか、マスクやペットボトルなど生活用品が捨てられていた。野口健氏は「来る人がゴミを捨てるじゃないですか。ゴミがゴミを呼ぶ」と語った。
地球環境大賞は「産業の発展と地球環境との共生」を目指して92年に創設され、のべ323の企業・団体が受賞してきた。アルピニストの野口健氏は2000年から富士山の清掃をスタート。2013年には大量のタイヤが投棄されていて、森林では重機が使えないことから手作業で移動させた。今回の活動では自動車と思しき残骸が見つかった。
梅津アナウンサーは世界に2機しかない飛行機の1機を目にした。国際線、国内線で1機ずつ飛び、脱炭素に向けた実証実験を行っている。また、機体の一部には鮫肌加工が施されたフィルムが貼られている。微細な凹凸が空気の流れを良くし、空気摩擦抵抗を低減するので燃費向上に繋がる。機内食をつくる過程で出る残飯を堆肥にし、ソフトケールを栽培。さらに貨物用のプラスチックフィルムは年間600トン以上が廃棄されていたが、昨年から使用済みプラスチックフィルムのリサイクルがスタート。脱炭素に向けた様々な取り組みから、全日本空輸は国土交通大臣賞に輝いている。
島田アナウンサーは神奈川・葉山の海に潜ると、岩場に海藻や魚の姿が無かった。海藻類が消滅し、生き物の営みが失われてしまう「磯焼け」という現象が起きていた。水温上昇で繁殖したウニが海藻を食べ尽くしてしまうことが主な要因の1つとされる。鹿島建設では藻場を再生させるべく研究が行われてきた。
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鹿島建設の研究所ではアラメという海藻などの配偶体を培養していて、そこから育てた苗を海底に植えることで藻場を再生しようとしている。海藻は成長し、その間を泳ぐ小魚の姿も確認できた。大気中の二酸化炭素の多くは海に溶け込み、海藻によって吸収されている。藻場の再生に向けた取り組みが評価され、鹿島建設はフジサンケイグループ賞に輝いた。
大山春雪さぶーるの工場ではボイラーで発生する二酸化炭素を回収し、ドライアイスを製造。噴射して汚れを洗浄でき、すぐに気化するので水浸しにならない。上述した再利用の取り組みが評価され、環境大臣賞に輝いた。
野口健氏は25歳で7大陸最高峰、最年少登頂記録を打ち立てた。だが、エベレストでゴミの山を目撃し、2000年からエベレストでの清掃活動を始めた。帰国後、ゴミにまみれた富士山の惨状を知り、清掃活動を続けている。
富士山の清掃活動で、車のホイールキャップなどが発見された。野口健氏は「登山者のゴミはだいぶ減ってきてね。登山者のゴミでないゴミがむしろ多いってね。不思議だよね」と語った。
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バイオエナジーには1日約100トンの食品廃棄物が運び込まれ、生ゴミは潰して液体状に。巨大タンクで1か月発酵させると、メタンガスが発生。ガスの力で電気を生み出し、都内に供給している。上述した取り組みが評価され、日本経済団体連合会会長賞に輝いた。
インクカートリッジの年間使用量は約2億個にのぼる。エコリカでは20年前から全国の家電量販店などに回収BOXを設置し、年間2800万個を回収。約50%はリユース、残りはサーマルリサイクルしている。エコリカは資源循環の取り組みが評価され、日本商工会議所会頭賞に輝いた。
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スヌーピーミュージアムはアメリカにある聖地、シュルツ美術館の世界唯一のサテライトミュージアムとなっている。同ミュージアムがある南町田グランベリーパークの計画は市、東急と官民一体の取り組みにより、都市や建物の環境性を評価する国際認証制度「LEED」でゴールド認証を取得。玄関口といえる南町田グランベリーパーク駅にはLEDの照明が採用され、さらに貯めた雨水はトイレの洗浄水として使っている。パークでは1日5回、炎のオブジェが行われ、パーク内にあるパン屋の「ステーキカレーパン」は販売個数ギネス世界記録に認定された。
南町田グランベリーパークのレインガーデンは、雨水を地下に浸透させる庭で、なるべく道路に降った雨が流れなようにするためにこの場で浸透させる機能がある。一方、バイオスウェル(雨の道)は雨水をゆっくり地下へ。さらに鶴間公園の地下に2万立方メートルの調整池を設置。パーク内にあるゴミ箱はSmaGOというゴミ箱で、ソーラーパネルが設置されていて、発電した電気を使ってゴミを圧縮する機能があるという。みなみまちだぐらんべりは、官民一体の取り組みが評価され地球環境大賞を受賞した。
北海道・浜中町に広がる霧多布湿原は花の湿原として人気を集めている。小山内鈴奈は、霧多布湿原ナショナルトラストの島崎楽さんに歩き方を教えてもらう。土の中から川に流れ出したミネラルがやがて海を豊かにするという。貴重な野生動物もいるといい、小山内鈴奈はタンチョウを見つけていた。霧多布湿原の3分の1は個人の所有のため、売却・開発される恐れがあった。そんな湿原を守ろうと立ち上がった人たちがいた。そのメンバーの1人、霧多布湿原ナショナルトラストの三膳時子さんは、湿原って厄介者だったんですよ、地元ではと話す。使いみちのない土地だった湿原だが、40年ほど前に脱サラをして移住を決意した全事務局長の伊東俊和さんが湿原の魅力を地域の住民たちに伝え始めた。湿原で遊ぶ楽しさに気づいたメンバーは、やがて霧多布湿原ファンクラブを結成。当時霧多布湿原の私有地は3分の1程を占めていた。そこでNPO法人霧多布湿原トラストを設立し、湿原の土地を少しずつ買い取っていったという。NPOでは木道を整備して、植林。エコツアーが外来種の駆除の他、清掃を通して教育活動も行っている。湿原の豊かな自然を未来の子どもたちへ残す取り組みが評価され農林水産大臣賞を受賞した。
アルピニストの野口健が登頂に成功していない山がヒマラヤ山脈マナスル峰。マナスルの麓でも環境を脅かす危機が。
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ヒマラヤ山脈世界で8番目の高さを誇るマナスル峰。その麓のサマ村にも危機が訪れていた。野口健は「みんな生活のために木を切ったりとか山を削って段々畑 切り尽くしているんです ネパールの大きな社会問題は切り尽くしちゃった 何が起きるかというと山岳地帯は土砂災害がスゴイです」と説明。2016年に野口健が始めたのが植林活動。野口さんは富士山麓でも森作りを行っている。亜細亜大学の学生たちと静岡・富士宮市にやってきた。伐採した枯れ木を木材にするために削り、薪作りをしていた。手作りのツリーハウスは全て廃材を使ったという。西山喜久恵は上の登って結構怖いぐらい、腰が引けてると言いながら、これは女王様だとコメントしていた。
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