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世界で人気のシンガーソングライターmilet。デビュー5年目にして務めた主題歌は30を超える。紅白歌合戦には3年連続出場。曲は人々を勇気づけるものだが、彼女自身のプロフィールは今までほとんど明かされていない。密着取材は今回が初。
オープニング映像。
miletは今年5月、都内の音楽スタジオでライブのリハーサル。バンドメンバーらはデビュー当時からの仲間で、現場は和やか。コロナ禍以前はライブ経験が少なかったmilet。休憩時は仲間と買い出しにも行く。その歌声はハスキーでありながら重厚。曲の壮大なスケール感は、幼い頃から学んできたクラシックの影響も。本人はJ-POPには疎いそうだが、作詞作曲も自ら担当する。この日はプロデューサーとともに新曲作り。miletの口ずさんだ歌が曲となる。曲ができれば作詞へ。使うのはスマホで、普段から思いついたことを書き溜めているという。完成すれば録音。完成した「Hey Song」にはコールアンドレスポンスも。
生年月日は非公表、東京出身であることと、思春期をカナダで過ごしたこと以外のプロフィールは非公表。幼少期は周囲と馴染めず、友達も少なかったという。そのため周囲に対して壁を作るようになったというが、友人からの「歌ったほうがいいよ」というアドバイスに救われたという。日本武道館公演も満席。miletは今夏、海外の音楽フェスへの参加やアルバム作りなど多忙だった。ある日の山口県美祢市での仕事中、丸一日の自由時間には動物園へ。仲間思いで狩りが上手なハイエナを好むmilet。山口出身の詩人・中原中也の資料館も訪問。中原中也との出会いは小学校時代、その言葉に魅了されたという。中原は2歳の息子を小児結核で亡くしていて、その悲痛な叫びが込められた詩を好むmilet。
この秋、miletは全国19箇所を巡るワンマンツアーを予定。初日まで5日となる中で特訓するのは、あまり得意ではないアコースティックギター。練習するのはデビュー前に恋愛の実体験から作った「You made it」。これまで人前で歌ったことはない。この作曲時、照れもあって詞は全て英語。それでも伝わりやすく一部を日本語に書き換えた。歌うことで自分を受け入れてもらいたい気持ちと、ファンに受け入れられるか不安な気持ちがあるmilet。
実体験から作った曲「You made it」を初めて客前で披露したmilet。元は英語だった詞の一部は伝わりやすいよう日本語へ。披露後、miletは涙。
次回の「情熱大陸」の番組宣伝。
「ドーナツトーク」の番組宣伝。