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2017年1月6日放送 23:55 - 0:05 NHK総合

時論公論
時論公論「トランプのアメリカとプーチンのロシア」高橋祐介・石川一洋解説委員[字]

出演者
石川一洋 高橋祐介 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

“トランプのアメリカ”と“プーチンのロシア”
“トランプのアメリカ”と“プーチンのロシア”

今月20日、ドナルド・トランプ氏がいよいよアメリカ大統領に就任する。ほぼ確実に変化が予想されているのがロシアとの関係。今夜の時論公論は今後の米露関係の見通しを石川一洋解説委員とともに分析する。石川解説委員は、プーチン大統領は一言で言うとトランプ氏と取引ができる関係になりたいと思っていると説明。

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トランプ氏とプーチン氏。2人の相思相愛の関係が波紋を広げている。アメリカ大統領選挙で民主党のサーバーが何者かによってハッキングされた問題でオバマ大統領は、ロシア政府による組織的な関与があったと断定し、ロシアの外交官追放を明治、ロシア軍諜報機関に制裁を発動した。ところがプーチン大統領は対抗措置を取らず、トランプ氏もプーチンは賢いと賞賛した。オバマ政権の8年間、米露関係は東西冷戦の頃に匹敵するとまで言われるレベルまで冷え込んだ。トランプ次期大統領にとって、ロシアとの関係改善はオバマ外交との違いを最も強く国民に印象づけられる格好の材料でもあった。石川解説委員は、アメリカとの緊張緩和、トランプ政権との建設的な関係構築はプーチン氏にとっても願ったり叶ったりというところだとした。

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では双方の思惑が一致したことで、米露の利害はどの分野で調整が可能か。早くも変化の兆しが現れてきたのがシリア内戦。シリアのアサド政権はロシアから支援を受けてアレッポを制圧。トルコの働きかけもあって、先月末、シリア全土で停戦が発行した。こうしたロシア主導の停戦合意にアメリカは参加していない。シリアの内戦がトランプ政権の誕生のよってこれまでとは違うフェーズに入ろうとしていることは確か。石川解説委員は、ロシアが今注目しているキーマンはティラーソン次期国務長官で、ロスネフチのセーチンCEOとは太いパイプがある。サンクトペテルブルクで行われたセーチン氏主催のレセプションの映像を放送し、石川解説委員は来日したセーチン氏と話したが、ティラーソン氏について、取引ができる人物と評価していたという。スーパーメジャーのトップを国務長官に起用した驚きの人事には、エネルギー開発の規制緩和というトランプ氏が目指す政策転換も色濃く反映している。他のポストでも、いずれも規制緩和に前向きな、ベリーエネルギー長官らを起用した。

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ただ、NATOの同盟国との関係など、アメリカ議会の共和党はロシアとの取引には懐疑的で、トランプ次期大統領がロシアへの制裁の早期解除に踏み切ろうとしても議会からすんなりと協力が得られるとは限らない。石川解説委員は、もしも米露が政治でも実利に基づいた提携、野合を強めれば、日本の利益が無視されるおそれがあるという。プーチン・トランプ関係がどの程度踏み込むのか日本もアンテナを張り注視しなければならない。トランプ氏もプーチン氏も、ともに前例や常識にはとらわれない特徴を持つだけに、初の直接会談は早ければ今年春にでも実現するのでは、という観測も流れ始めている。果たして米露関係はどこまで劇的に変化するのか世界は目を離せそうにない。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。解説内容を掲載している解説委員室ホームページのURLと、NHKオンデマンドの告知テロップが表示された。

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