2023年5月25日放送 19:00 - 20:54 テレビ朝日

知ってる世代?知らない世代? ニンチド調査ショー
2時間SP 【令和世代に伝えたい歌謡曲&芸能史SP】

出演者
後藤輝基(フットボールアワー) ホラン千秋 石原良純 松本明子 出川哲朗 高橋茂雄(サバンナ) 後藤拓実(四千頭身) 石橋遼大(四千頭身) 都築拓紀(四千頭身) 渡邉美穂 ゆうちゃみ 
(オープニング)
オープニング

「昭和世代が若者に伝えたい名曲」など、放送内容を予告した。出川哲朗(昭和世代)は今の若手はバンジーを普通に「できません」と拒否することに触れ、自分たちの時代はNGなんてなかったので信じられないなどと話した。

(知ってる世代?知らない世代? ニンチド調査ショー)
昭和世代から令和世代に伝えたい名曲100選

昭和世代から令和世代に伝えたい名曲100選の中から4曲を紹介する。まずは村下孝蔵の「初恋」(1983年)。10代ニンチドは0%。「五月雨は緑色」、「ふりこ細工の心」など、独特の美しさ溢れる表現の歌詞が特徴だが、発売前のデモテープの段階では違う歌詞だった。最初の歌詞に「何かが足りない」と感じた担当プロデューサーは、レコード会社でセーラー服を着たデビュー前の三田寛子を見て初恋へのイメージを広げた。それを村下孝蔵に伝え、歌詞の表現に反映された。

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三田寛子初恋村下孝蔵

続いては岡村孝子の「夢をあきらめないで」(1987年)。10代ニンチドは15%。前向きな応援ソングとして広く認知されている曲だが、作詞した岡村孝子によると実は失恋ソングだという。「後ろ姿が小さくなる」(相手が去っていく様子)、「冷えたその手を振り続けた」(寂しくその相手を見送る様子)など。ただ、今では岡村孝子自身も応援歌として歌っているという。

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夢をあきらめないで岡村孝子

昭和世代から令和世代に伝えたい名曲100選の紹介。次の曲は最後まで聴いてやっとわかる実は深い愛情にあふれた名曲。

昭和世代から令和世代に伝えたい名曲100選の紹介。さだまさしの関白宣言が選ばれた。1番の歌詞では女性に対して厳しい条件を要求しているが最後では愛情がわかる曲となっている。10代ニンチド6%の曲がかぐや姫の神田川。「若かったあの頃何も怖くなかったただ貴方のやさしさが怖かった」という歌詞は男性の心情だという。

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NHK紅白歌合戦かぐや姫さだまさしオリコン南こうせつ神田川関白宣言

「神田川」の「ただ貴方のやさしさが 怖かった」という歌詞は男性目線で描かれている。作詞をした喜多條忠さんの実体験が元になっている。1970年頃、喜多條さんは学生運動に参加。家に帰ると料理を作り待ってくれている彼女。幸せな時間に溺れ自分の信念が揺らぐのが恐ろしいという心情を表現している。

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かぐや姫ラヴ・イズ・オーヴァー五木ひろし千鳥喜多條忠大悟欧陽菲菲沢田研二石川さゆり神田川関白宣言
80代のニンチド調査 あなたの人生で1番のヒーローは?

80代の方に人生で1番のヒーローについて調査。第6位:美空ひばり。12歳で「悲しき口笛」で初主演し天才歌手・子役として大活躍。レコード・CDなどの生涯売上げは1億700万枚を突破。

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アンパンマンウルトラマンペ・ヨンジュン不死鳥コンサート仮面の忍者 赤影仮面ライダー冬のソナタ古橋廣之進悲しき口笛東京キッド東京ドーム美空ひばり

第5位:加山雄三。「若大将シリーズ」は1961年から20年間続いた加山雄三の代表作。何でもできる万能な役柄だった。第4位:力道山。第3位:大谷翔平。第5回WBCでは投打二刀流で大活躍。大谷翔平のWBC名場面をダイジェストで紹介した。

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NPB ホームページマイク・トラウトワールド・ベースボール・クラシック(2023年)力道山加山雄三大学の若大将大谷翔平日本一の若大将

第2位:石原裕次郎。80代の方にとって特別な存在だった理由は、驚異的なペースで映画に出演していたこと。現在の超人気俳優は年間2~3本の映画主演だが、当時の石原裕次郎は多い年には1年間に10作品に主演し18年間で86作品の主演映画が制作されていた。当時の娯楽の中心は映画だったため特別な存在だった。スタジオ出演者は80代の人生で1番のヒーローの第1位を予想した。

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俺は待ってるぜ岩尾望柴田恭兵氷川きよし狂った果実石原裕次郎黒部の太陽

「あなたの人生で1番のヒーローは?」について、80代に調査。第1位は「夫&妻」。街頭からは「お互いに言い合ってももとに戻る」などといった声が上がった。正解した高橋茂雄と出川哲朗は金一封を獲得した。渡邉美穂は「両親を尊敬している」などとコメント。

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柴田恭兵
令和世代のニンチド調査 「昭和・平成の当たり前」最も驚く項目は?

昭和・平成のいまじゃありえない常識映像を紹介。令和世代5人はVTRに驚いた分だけボタンを連打する。昭和世代は、芸能人の正月休みのハワイ旅行を突撃取材するのが当たり前だった。さらに芸能人の新婚旅行にも密着し、渡辺徹・榊原郁恵夫妻の際には結婚式もテレビで生中継され、高視聴率を記録した。

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現在の松屋浅草の屋上には、昔は豆汽車が走る遊園地があった。日本橋三越本店では、1957年に1か月限定でディズニー公認の遊園地が開かれた。こうしたように、かつてのデパートの屋上はとても賑やかだった。1980年には三越百貨店で森進一が新曲発表会を開催。他にも屋上プールや野球のスコアボード、ビアガーデンなど今では考えられない数々のイベントが開催されたが、現在では消防法の改正により、その姿は変化している。

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現在ではクールビズは、ノージャケットノーネクタイとして広く浸透しているが、昭和時代は半袖ジャケットだった。当時、あまり世間には浸透しなかったが、羽田孜氏がこの省エネルックを長く愛用していた。省エネとは、エネルギーを効率的に使うの意味で、1980年頃から普及した言葉。

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クールビズ小池百合子羽田孜

昭和時代は、飲み物は一度開けたら蓋ができないのが基本だった。そこで、開けた飲み物を保存する便利アイテムがあった。

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イチロー

昔の飲み物はフタができないのが普通だった。1980年頃まで瓶・缶入りが基本であり、蓋は曲がってしまうことで戻せないのだった。飲みきれないときはラップを蓋のかわりにするものの、炭酸が抜けてしまうこともあったという。「缶ピタくん」など瓶を密閉するためのグッズもあった。キャップ付きのダルマ型という瓶も昔は存在していた。ペットボトルがやってきたのは1982年のことだったが、当時は1.5L以上ばかりだった。下にプラスチックのカップが付属していたものもり、これは当時のボトルの成形技術では底が丸形のものしか作れなかった事があるという。サイズが大きいものしか作れなかった背景には当時はリサイクルのシステムが整備されておらず、ゴミが増えることを懸念していたことがあったという。そんな中で1993年には「エビアン」が人気となり、ファッションとして小型ペットボトルが人気を博した。手でペットボトルを分けていくなどするリサイクルするシステムも確立されると、500mlペットボトルが普及していった。当時のイチローが出演していた「三ツ矢サイダー」のCMでは500mlボトルを別途で紹介する様子も見られた。

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スタジオではデパートの屋上がにぎやかだった時代を懐かしむ声も聞かれたが、現在は消防法の影響で静かな空間となっている。また、一番驚きのエピソードについてスタジオの昭和世代はそれぞれがハネムーンにリポーターが来ることだと予想していたが、スタジオではデパートの屋上がにぎやかすぎることが最も投票されていた。若い世代からはゾウが来ることや泥んこプロレスが行われていたことなどに衝撃があったという。

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ゾウ
令和世代のニンチド調査 20世紀の名言&名場面 知っていますか?

続いては20世紀の名言・名場面を特集。1980年の「フジカラープリント」のCMでは「美しい人はより美しく そうでない方はそれなりに写ります」という台詞が話題となった。当時はフィルムを入れて撮影しお店で現像するのが当たり前だったが、写真の確認は数時間かかったのだった。つづいては読売ジャイアンツ終身名誉監督として知られる長嶋茂雄が1974年に発言した「我が巨人軍は永久に不滅です」で、引退後も巨人軍で監督を努め、優勝5回日本一2回という結果を残した。続いては宇崎竜童らダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」から「アンタあの娘の何なのさ」で、紅白歌合戦にも出演した。続いては2000年のシドニー五輪での女子マラソン・高橋尚子とリディア・シモンの直接対決で、スパートに向けてサングラスを投げると「サングラスを今投げました」と声が上がったが、名勝負であることからサングラスを投げたことが象徴となった。最後は丸大食品の「丸大ハンバーグ」のCMから「ハイリ・ハイリフレ・ハイリホ~ ハイリ・ハイリフレホッホ~ 大きくなれよ~」という台詞。巨人と子供の姿が特徴だが、CGなどを使わずに撮影されたという。

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「20世紀の名言&名場面」No.5は丸大食品の丸大ハンバーグのCMあたりの「ハイリ・ハイリフレホッホ~大きくなれよ」というもの。巨人と子どもたちが一緒に映るという不思議なCM。先に挙げた「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに写ります」などとともに、令和世代に最も認知度が低かったのはどれか?街頭アンケートの結果「我が巨人軍は永久に不滅です」→「サングラスを今投げました」の順。残りはCMのあとで発表。

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認知度低い順の第3位はダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「アンタあの娘の何なのさ」で13%。港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカの一節で、宇崎さんの奥さんの阿木燿子さん作詞で、1~3番まで文字数がバラバラだったためトーキング・ブルースを参考にほぼ全編が語り口調になった。元々はアルバム曲だったがB面曲で販売したところ大反響となり、シングルで再発売した際には80万枚を売り上げた。第2位は「ハイリ・ハイリフレ・ハイリホ~ ハイリ・ハイリフレホッホ~ 大きくなれよ~」で11%。丸大ハンバーグのCMソングで、歌詞に特に意味はないという。巨人と子どもたちは合成ではなく、小屋部分のセットを鏡にしてそこに移して撮影していた。撮影は当時ハリウッドで行われ、こだわって作られたという。第1位は「美しい人はより美しく そうでない方はそれなりに写ります」で5%。フジカラーのCMで、撮影前は誰でも美しく映るというニュアンスのセリフだった。しかし出演する樹木希林さんが「それなりに写ります」のほうが良いと提案したことで名フレーズが誕生した。2000年には田中麗奈さんも加わって「チョーそれなりに写ります」というフレーズのCMが撮影された。

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(エンディング)
エンディングトーク

良純さんは父の石原慎太郎さんのエピソードとして、亡くなる2日前に手を握ろうとしたら払い除けられて「その時に人間はエネルギーを出し続けることが重要だと思った」と話した。

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石原慎太郎
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