今回はドラマ「Maybe 恋が聴こえる」の撮影真っ最中の4人が女優として成長するための特別講義。講師は作家・演出家の鴻上尚史さん。作・演出を務めた舞台「アカシアの雨が降る時」が本日まで新国立劇場で公演中。前回の内容を振り返った。今回は演技実践編。

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新国立劇場第三舞台舞台『アカシアの雨が降る時』

鴻上尚史が「上手い演技とは？」をテーマに特別講義。ファイナリスト4人が相手に会えた嬉しさを自ら考えた設定で表現する演技に挑戦した。セリフは「えー！来てくれたんだ！」。立ち位置と目線は鴻上が指示した。坂本彩が考えた設定は「友達が引っ越した自分の家にわざわざ会いに来てくれた」。岸本小雪が考えた設定は「海で一人で悩んでる時、最近仲直りした親友が来てくれた」。和多田萌衣が考えた設定は「好きな人に「話がある」と言って来てくれなさそうな反応をしたので、あまり期待していなかったけど、本当に来てくれた時」。大和奈央が考えた設定は「自分の舞台の発表に誘ったけど、来れないと言われて落ち込んでいたけど、サプライズで来てくれた親友に向けて言った」だった。ニューヨーク・嶋佐も挑戦した。自分の誕生日会に来れないと言っていたが、仕事が早く終わって来てくれた河合郁人に会った設定だった。4人の演技を見た後、鴻上が上手い演技について解説。本当に来てくれて嬉しいというナチュラルな感情と立ち位置・目線など決められた意識的な表現の合わさった部分ができる人が演技が上手い人。ナチュラルな感情は慣れてくれば誰でもできるようになる。意識的な表現だけやるのも難しくないが、両方をやるのは難しいという。

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河合郁人

上手い演技について理解した4人が再び演技に挑戦した。坂本＆大和は同じ設定、岸本＆和多田は設定を変更して演技した。嶋佐は河合郁人から同期のデニス・植野行雄に会った時に設定を変えた。鴻上はナチュラルよりもリアルかどうかが大事。普段あまり喜ばない人でも本当に喜ぶ大きな演技をすると語った。

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植野行雄河合郁人

「えー！来てくれたんだ！」の演技に高山一実も挑戦した。スタジオには笑いが起き、鴻上も「お笑いの人？」と聞いた。意識的な表現としては良かったという。大和が好きだと話していた乃木坂46・遠藤さくらが来てくれた設定だった。4人の演技を見た鴻上は「同い年くらいの女優志望の人たちから比べたらとっても上手い」と評価した。ナチュラルな感情＝感じる、意識的な表現＝考えるを両立させることは恋愛など全てにおいて重要だという。岸本＆和多田が志願してさらに3回目の演技に挑戦した。

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遠藤さくら

今後のワタジョ！！演技塾には三池崇史や大北栄人が講師として登場すると告知した。

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三池崇史大北栄人

「私が女優になる日_」はTVerで無料見逃し配信。過去回はU-NEXTのParaviコーナーで。

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TVerU-NEXT

エンディング映像。