2024年4月21日放送 10:00 - 10:30 テレビ朝日

BooSTAR ‐スタートアップ応援します‐

出演者
野村真季 岩本涼 渡部志保 
(オープニング)
渋谷で進行中!スタートアップ爆増計画

東京・渋谷で今年3月、世界中の起業家と投資家を集めたビジネスイベント「スタートアップカンファレンスCREATE」が開かれた。旗振り役となったのが、サッカー選手で投資家としても活動している本田圭佑さん。総額150億円もの投資を目指しファンドを立ち上げた。その背景には政府の掲げる壮大な計画が。日本政府が進める「スタートアップ育成5か年計画」。5年間でスタートアップ企業への投資を10兆円規模にするという計画。その中心地の一つとして注目されているのが渋谷。渋谷を拠点に活躍する2人の社長(岩本涼、渡部志保)に話を聞く。本田圭佑さんは「藤田さん(サイバーエージェント代表取締役)たちが渋谷からがんがん立ち上がったというのは非常に面白い。そのDNAを受け継いでいるような人たちが、渋谷を引き続き面白くしている印象なので期待したい」と語った。

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オープニング

オープニング映像。

(BooSTAR)
ゲスト紹介

今回のゲストは、国内外のスタートアップを支援するシブヤスタートアップス代表・渡部志保さん。渋谷区で幼少期を過ごしたのちスタンフォード大学院へ進学。卒業後はモルガンスタンレー証券に就職。2008年には、当時渋谷にオフィスがあったGoogleへ転職し、その後メルカリの米国法人やシリコンバレーのスタートアップなどでも経験を積んだ。2020年、コロナ禍で一時帰国した際に渋谷区が募集した副業人材に採用され、それが縁となり2023年シブヤスタートアップスの設立に合わせ社長を任された。もう1人のゲストはTeaRoom代表・岩本涼さん。9歳の時に茶道裏千家に入門し茶の文化に慣れ親しみ、21歳で株式会社TeaRoomを起業した。日本初という日本茶の生葉を使ったクラフトジンの商品化や、東京国立博物館で暗闇茶会を開くなど新しいお茶の商品開発や、お茶の楽しみ方を提案してきた。岩本さんの事業の特徴は、お茶の生産から流通販売までを一気通貫で行うこと。日本の茶産業を盛り上げ、その文化的価値を世界へ証明することを目指してビジネスを展開している。早稲田大学で経営学を教える入山章栄先生が、ビジネスのヒントやトレンドを解説していく。

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スタートアップ企業とは? / なぜ渋谷でスタートアップ? / 渋谷で生まれるファンダムエコノミー / グローバルニッチを探して / スタートアップは渋谷に集まる? / 渋谷からユニコーンは生まれる? / グローバルからボーダーレスへ / スタートアップが社会運動を起こす / 渋谷という街がコンセプトに / スタートアップを生むボヘミアン指数

スタートアップ企業について入山章栄先生が「明確な定義があるわけではないが、あえていうと新しく事業をやる会社ということだと思う。ポイントはものすごい急速に成長する会社ということ」とコメント。成功例としてメルカリを例にあげ、日本の若い起業家はメルカリを目標にしていると説明した。TeaRoomが渋谷に本社を構えるメリットについて、TeaRoom代表・岩本涼さんが「融資面談などに理解がある」とコメント。渋谷区では広告会社出身の長谷部健区長を中心に、3年前からスタートアップ支援事業がスタート。シブヤスタートアップス代表・渡部志保さんが「東急不動産、東急、GMOインターネットグループの3社 、そして渋谷区と一緒にこの会社を作ろうと風に決めて、株式会社を作ってそこに雇われた社長。ファンダムエコノミー、アニメだとかVTuberの会社が渋谷にあったり、そういう会社がすごく増えてきているなというのは感じる。グローバルニッチがすごく渋谷っぽいんじゃないかなって思ってる」と述べた。渡辺さんはニッチの例として原宿のホコ天・竹下通り、渋谷センター街に言及し、入山は片づけコンサルタント・近藤麻理恵さんの“こんまりメソッド”を伝授するNetflixのコンテンツ「KonMari」に言及した。TeaRoomは川上(原材料を製造する企業)の合併や買収を進めている。岩本は日本では衰退しているが、世界でブームになっているお茶産業を規模化して世界に出て行くと語った。入山は「日本の強い資産は文化」と述べた。

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入山章栄先生が「日本はスタートアップはほとんど東京・渋谷区に集積している。米国でいうとシリコンバレー。ヨーロッパだと今は例えばベルリンに集積してる。なぜかというと、スタートアップの経営者にとって一番重要なのは人と出会うこと。渋谷は人が集まって飲める場所がいっぱいある」、TeaRoom代表・岩本涼さんが「渋谷区の中にいてくだされば徒歩でもタクシーでも誰でも会うことができるということはすごくメリットかなと思う」と述べた。

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ビジネス用語の中でもよく聞く「ユニコーン」という言葉。これは、非上場企業でかつ企業の評価額が10億ドル以上のスタートアップ企業のことで、その希少性から幻の生き物ユニコーンに例えられた。日本ではニュースアプリサービスの「スマートニュース」や、タクシー配車サービスの「タクシーアプリGO」などが代表的な存在といわれている。TeaRoom代表・岩本涼さんが「ユニコーンを目指すということは1つのKPI(組織の目標を達成するための重要な業績評価指標)というか、目標の数字」と語り、ANYCOLOR代表・田角陸さんやM&A総合研究所・代表・佐上峻作さんに言及した。シブヤスタートアップス代表・渡部志保さんが「ユニコーンもデカコーンも難易度って同じぐらいだと思う。これからの会社ってグローバルではなく、それを超えてボーダーレスで、全人類のための会社というのが日本から生まれてくるのではないかなというのを感じている。日本を第二、第三の市場として開拓しにくるという会社が多くなった。日本が抱えるネガティブなことを、どうやって世界のポジティブに変えるかという想像力の橋かけが、渋谷という街はできるんじゃないかと思っている」と述べた。フランス、中国、米国、Uber、Google、シリコンバレー、携帯、パソコン、ブラックライブズマター、高齢化社会、エイジテック、地震、防災、円安に言及。

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入山章栄先生が「我々経営学者がよく言うのがボヘミアン指数。その街がどのくらいクリエイティブになるかは、いかにその街にボヘミアンな人がいるか。渋谷は日本の中では最もボヘミアン度が高い所」と述べた。

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ROAD TO START UP!「バズる社名」

入山章栄先生が「バズったものをそのまま社名にするという流れが結構ある。例えば今日本を代表するスタートアップといえばメルカリ。メルカリって今、会社名メルカリなのだけど、昔はメルカリじゃなかった。ココナラは創業当時の社名はウェルセルフだった。ココナラのサービスが当たったので社名をココナラに変えた」と語った。

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(エンディング)
エンディングトーク

TeaRoom代表・岩本涼さんが「多様な方々と出会うっていうことによって、新しい刺激って入ってくるものだと思う」と述べた。今日のキーワードは「ボヘミアン」と「ボーダーレス」。

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エンディング

渋谷で進行中!スタートアップ爆増計画のポイントは「ボヘミアン」と「ボーダーレス」。起業や事業開発を成功に導くノウハウがここに!アイディア実現プラットフォーム「FUTURE TALENT STUDIO」がスタート。詳しくは番組サイトへ。

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BooSTAR ‐スタートアップ応援します‐ 番組サイト渋谷(東京)

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