- 出演者
- 勝村政信 冨安健洋
アーセナルの冨安健洋は日本代表の守備の要でもあると紹介。冨安健洋は自身の半生とイングランドでの日々について話すと紹介。
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オープニング映像が流れた。
冨安健洋はW杯は従来大半のリーグがオフシーズンの6月や7月に開催されるが、カタールW杯では機構などの理由からシーズン中の11月から12月に行われた事から1年を長く感じ、3月にはヨーロッパリーグで右膝を負傷して今は次のシーズンに向けて準備している最中であると話す。
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イングランドの名門アーセナルは130年以上の歴史を誇り、2003年から2004年のシーズンではリーグ無敗優勝を果たしている。冨安は2021年に加入しレギュラーのサイドバックとして定着した。冨安健洋はアーセナル移籍が決まった直後の日本代表戦の後に部屋に戻るとアーセナルの写真と共に祝われて、アーセナルの凄さを感じた等と話した。エミレーツ・スタジアムには選手や監督ではなくクラブに貢献したスタッフを称えるフラッグが掲げられている。
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冨安の故郷は福岡市で、1998年に生まれて幼少期からサッカーを初めて小学1年生から地元クラブでプレーしていた。冨安の少年時代の指導者は地味で普通の選手であったが身長が高くスピードもあったため、バルセロナスクールからの推薦状ではダニエウ・アウヴェスのような選手になれると絶賛されていた等と話す。冨安は年代別の日本代表に選出され、高校3年生でJリーグデビューも果たした。
冨安は2018年から海外に移籍しベルギーリーグのシント=トロイデンでプレーをした。ベルギーリーグはビッグクラブへ羽ばたいたデブライネやペリシッチを排出したリーグで、冨安も翌年にセリエAのボローニャにステップアップをした。
守備の国イタリアで進化し、世界最高峰のイングランドへ辿り着いた冨安。アーセナル移籍直後から右サイドバックとしてプレーし、各国の強烈なアタッカー陣をシャットアウト。並み居るライバル達を押しのけ、レギュラーの座を掴んだ。その活躍は、チームの守備の改善にも大きく貢献した。冨安は「最初は、アーセナルの戦術も分からず、チームメイトの名前もまだ覚えていなかった。逆に自分だけにフォーカスすることができた。アーセナルのサッカー、アルテタ監督のサッカーが分かってくると、逆に難しくなった時期もあった」という。
スペイン人のアルテタ監督。現役時代はアーセナルで名将ヴェンゲルの指導を受け、引退後はグアルディオラ監督のアシスタントを務めながら、指導者としての腕を磨いた。ポゼッションを柱にした攻守のハードワークで、攻撃的かつ魅力あふれるサッカーを得意としている。冨安は「今のサッカーの答えはこれなのではと思うくらい戦術的にはっきりしている。人としても熱い。選手のマネジメントも上手。ナイスガイ。たくさんのことを常に考えている。頭のいい人」と話した。
長らくリーグ優勝から遠ざかっていたアーセナルの復活を託されたアルテタ監督。昨シーズンは、冨安をはじめとする若手たちが起用に応え、躍動。しかし、19シーズンぶりの優勝には後1歩届かず、2位でシーズンを終えた。冨安は「まだ若いチームという意味で経験が足りなかった。アーセナルはタイトルレースから離れていた時期もあった。でも確実に進歩はしている。チームはみんな仲がいい雰囲気。プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも優勝を狙う、そういう立ち位置にいるべきクラブ。来シーズンは特に個人的にもかなり勝負の年になる」という。
昨シーズンは、冨安個人にとっても不本意なものだった。首位を走っていたシーズン終盤に右膝を負傷。手術を余儀なくされ、以降チームから離脱した。代役を務めたホワイトが結果を残したため、ポジション争いは激化。新シーズンはその動向も注目されている。冨安は「ホワイトの能力を上手いと認めている部分もあるが、それを認めていたらいけない。自分の方が上手い、自分の方が上だという気持ちを持っていないと勝てない。自信を失っていた時期もあった。来年は、自分に合わせろくらいのテンションで勝負したい。物事をより広く見れるようになった。ネガティブなことは失敗じゃなくてプロセスになる。ケガの時期があったから今自分はここにいると思えるようになった」という。
プレミアリーグでマッチアップした選手で印象に残っているのはマンチェスター・シティのグリーリッシュでボールの置きどころとや仕掛けのタイミングが完璧とのこと。
昨シーズンプレミアリーグデビューを果たした三笘薫はドリブルを武器に日本人歴代最多の7ゴールを記録した。対峙した三笘の怖い部分はオフ・ザ・ボールの質が高く、ずっと背後を狙われるような感覚があったという。
3シーズン目に入る冨安さんが大事にしていることはブレない軸でやり続けるチカラが大事な要素で去年は改めて感じさせられたシーズンだったという。ヴェンゲル元監督は昔アーセナルに必要な選手はディープとしている。
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