- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 松本祥子
10日に香港の区議会議員選挙が行われた。中国政府寄りの親中派がほぼ独占し、政府トップの李家超行政長官が「愛国者による統治の完成」と発言している。香港では香港国家安全維持法の施行後に選挙制度が変更され、立法会議員・行政長官選挙では立候補しようとする人に対して愛国者かどうかの審査などが行われるようになった。今回の区議会議員選挙はこれらに続く形で行われ、民主派は立候補が認められなかった。投票率は4年前の71.2%で市民の関心の低さが際立つ結果となった。
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アルゼンチンで先月行われた大統領選挙でハビエル・ミレイ氏が新大統領に就任した。就任式の出席者は右派の政治家の参加が目立った。南米では先月エクアドルでも右派の大統領が誕生しており、今後の南米の勢力図に注目が集まっている。
中国の習主席がベトナムを訪問した。ベトナムとの関係強化でアメリカや日本をけん制する狙いがあるとみられる。ベトナムはバランス外交を展開していて、自国の安全を守りたい思惑がある。。
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台湾からウイスキーの話題。大麦などを原料とした蒸留酒がウイスキーだ。主に寒冷な地域で生産される。スコットランド、カナダ、アメリカ、日本、アイルランドなどで生産されている。2005年には温暖な台湾でも生産されるようになった。第6のウイスキーと呼ばれる。台湾北部の宜蘭県。工場施設には人だかり。テイスティングもできる。李さんは、18年前、台湾でのウイスキー作り乗り出した。ウイスキーは寒冷な土地で長期間熟成させることによって深みが出る。温暖な土地ではできないと思い込んでいた。常識を覆す挑戦だった。5階建ての倉庫を建設。温度によって熟成スピードがどう変わるかを研究した。たるを置く階を変えて温度を調整していった。寒冷な地域より3-4倍以上はやく熟成し豊かな風味になった。樽にこだわった。独自の加工をほどこした。内側をこがすと風味が出る。権威ある品評会で2年連続世界一となった。地元や海外でファンが増え、ほかのメーカーもウイスキー作りに乗り出した。WTOへの加盟で民間企業がアルコール飲料を作れるようになった。李さんの会社は、巨額な設備投資が必要だが、もともと資金力や飲み物を作るノウハウがあった。日本の企業と連携してハイボール缶を作ったという。人気になっている。
ウクライナとG7、グローバルサウスなどの政府高官が開いてきた会合。議題はウクライナにおける露軍撤退など、ウクライナが「平和の公式」として提唱する10項目の和平案。今回は非公式協議として参加国を絞って開催へ。和平案の実現に向けた戦略をより現実的なものにするための議論が行われる見通し。
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日本とASEANの特別首脳会議が16日から開催される。岸田首相としては、法の支配に基づく自由で開かれた秩序を守る重要性をASEAN各国に呼びかける。また、各国首脳との個別会談も行い、2国間協力の推進を図る方針。
全国の通学路のうち安全対策が必要とされた7.6万ヶ所について、9割以上で対策が完了したとこども家庭庁の会議で報告された。政府は今年度末までに全ての通学路での対策を目指す。
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- こども家庭庁
肺がん患者の遺伝子を幅広くしらべて、最適な薬を探す遺伝子検査について、近畿大学や鳥取大学などの研究グループが、肺がんの9割近くを占める「非小細胞肺がん」と診断されたおよそ1500人を対象に、遺伝子検査の実施状況を調べ、国内29の医療機関で実施状況を調べた結果、検査を受けた患者は全体の47.7パーセントにとどまっていて、普及に課題があることがわかった。肺がん治療は進歩がはやい。必要な遺伝子を十分に調べ切るのが必須となる。
松山市でイルミネーション作りの催しが開かれた。子どもたちが、校庭を照らし出そうと、りんごや梨の実にかぶせる袋の中にLEDライトを入れた「ひかりの実」と呼ばれるイルミネーションづくりを行った。3000個のひかりの実が、おだやかに光を放った。
福井からのリポート。笑いヨガの講師をつとめる女性がいる。笑いヨガは健康法だ。インドで30年近く前にはじまり、世界中に広がったという。講師は中島章子さん。運動が苦手だったが、誰でもできる笑いヨガにたどり着いたという。東京でインストラクターの資格をとった。1年で200人を超える参加者が集まったこともある。新型コロナの感染拡大で参加者が大幅減。それでも、顔を見ながら手拍子などを行い一体感が生まれた。お年寄りでもできる。小浜市が開いた研修会に講師として招かれた中島さん。参加者に受け入れられた。中島さんは指導者の養成にも乗り出した。多くの人の幸せにつなげようという健康法だ。
株と為替の値動きを伝えた。
全国の気象情報を伝えた。