2024年2月24日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 
おはWORLD
中国 外国企業の直接投資 前年比 80%以上減

中国では外国企業の直接投資が前年比で80%以上減少したと公表された。背景には改正反スパイ法の施行などで外国企業への締め付けが強まった他、不動産市場の低迷などがある。中国に進出する日系企業で作る団体が今年1月に発表した調査では、会員企業の5割以上が中国への投資を縮小する方針を示していて、外国企業への投資の落ち込みが鮮明となっている。

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米 大統領選 共和党 候補者選び ヘイリー氏の地元で投票へ

米大統領選の共和党の候補者選びの話題。現在トランプ氏に対抗して立候補しているのはヘンリー元国連大使のみ。ただヘイリー氏が州知事を務めたサウスカロライナ州の予備選挙でもトランプ氏がリードしていて、世論調査の支持率の平均ではトランプ氏がヘイリー氏に25%以上差をつけている。ヘイリー氏は「アメリカ人の約70%はバイデン大統領とトランプ氏の再対決を望んでいない。」と述べるなど強気の姿勢を示しているが、地元で敗北した場合にも選挙活動を続けるかが注目される。

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Today’s PICK UP ミレイ政権 新政策で市民は…

去年11月にアルゼンチンの新大統領として就任したミレイ氏についての話題。ミレイ氏は過激な言動からアルゼンチンのトランプ氏とも言われており、これまでもしがらみを切り捨て改革を全面に押し出して大統領に就任した。政府の規制撤廃などで民間主導の経済を実現すると強調している。一度雇うと原則社員として雇い続けなければならない現在の制度が変われば人材の流動化が進むとして起業家からは歓迎の声が上がっている。一方で手厚い保護があった国営企業の間では民営化で人員が削減されるのではないかと不安の声が広がっている。通信社では多くの記者が失職への危機感から労働組合の集会で民営化に抵抗する方針を確認した。ミレイ政権は財政再建を進めるため、これまで食料品に出していた補助金を廃止。アルゼンチンはインフレで経済の落ち込みが続いて、この1年で物価は3.5倍に値上がりするなど世界で最もインフレが進んでいると言われている。不満を爆発させた市民は先月、全国一斉のストライキが行われ、主催者発表で150万人が参加。専門家はミレイ政権が一連の改革を実行できるかどうかは市民の期待が高まっている間に成果が出せるかにかかっているなどと指摘している。

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アルゼンチン ミレイ政権 次の一手は?

ミレイ政権の改革に反発の声が上がるのはアルゼンチン政府がこれまで行ってきた国立大学の学費無料などの支援にある。一方でこうしたバラマキともとれる政策は政府が巨額の財政赤字を抱え、何度もデフォルトに陥っている。こうした国の信任が揺らぐことがインフレなどを招いた。ミレイ政権では政府の財政赤字を徹底に削減するとしているが、既に支援に慣れている市民が耐えられるかは不明。抱えている負債は自らの力だけで再生を図ることは困難。新たな支援を受ける対象として期待しているのが西側諸国。これまでの外遊ではスイスで行われたダボス会議に出席するなど欧米側との関係を重視している。一方、前政権が決めた中国などで作るBRICSへの参加を見送るなど中国などとは一定の距離を取る姿勢を示している。

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(ニュース)
子どもの花粉症 “10年で約10%増”

子どもの花粉症について、0~16歳の子どもの保護者を対象にインターネットを通じて1月に製薬会社がアンケートを実施。子どもが花粉症の診断を受けていると回答した人が21.8%、花粉症だと思うと回答した人が20.8%で、合わせて42.6%が症状があると回答した。10年前の同様の調査では32.7%で、今回は9.9ポイント増加した、このうち小学生については症状があると回答したのは47.4%と約半数に上った。

中国住宅価格 主要都市80%で下落

中国の1月における新築住宅価格指数が発表。主要70都市のうち56都市で12月比で下落。上昇は11、横ばいは3。

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がん患者を 笑顔にするリボン

抗がん剤治療で髪が抜け落ちた人がかぶる医療用帽子につけるリボン。その想いを取材した。患者にとって頭皮を守るために欠かせないものだ。光村優子さんは医療用帽子につけるリボンを制作。自身もつらい経験をした。34歳のときに卵巣がんになった。医療用帽子を探したが被りたい帽子がなかったという。退院後、リボンの作り方を勉強した。医療用帽子メーカーと協力してリボン付きの医療用帽子として販売することにした。色使いにこだっている。晴れやかな気分になれるような色にするという。バランスを気にしているという。左右が均等でないと、やがて崩れてくるとのこと。一日中かぶる医療用帽子。想いを込めて仕上げていく。前向きになれる帽子であってほしいという。この帽子を愛用している人がいる。8歳の高野雪絆ちゃんだ。4歳のときに急性リンパ性白血病と診断された。抗がん剤治療をした影響で医療用帽子が欠かせない。かわいいものが大好きだ。シンプルな医療用帽子をかぶるのがいやだったという。そしてリボン付き帽子に出会ったという。光村優子さんと雪絆ちゃんがビデオ電話で話した。おしゃれは気持ちを明るくする。気持ちを前向きにするとのこと。改めてリボンの力を感じたという光村さん。リボンの大きさを変えたり、新しいデザインを考えていくという。

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光村優子卵巣がん大阪府急性リンパ性白血病熊野町(広島)
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