人気絵本作家・ヨシタケシンスケ氏(50)。2013年に出版された絵本ながら小学生が選ぶ!”こどもの本”選挙権で1位を獲得。発行部数74万のベストセラー。作者は絵本作家のヨシタケシンスケさん。おしっこをちょっぴりもらした男の子がパンツが乾くまで冒険に出かける「おしっこちょっぴりもれたろう」はおもらし仲間との出会いのシーンが人気。この10年で発表されたヨシタケさんの絵本は軒並みヒット。累計発行部数600万を超える人気作家。絵本づくりだけでなく個展も開催。長野・上田市で開催中。これまで約45万人を動員。ヨシタケさんの作品に魅了されているのは親も。ヨシタケシンスケさんとはどんな人なのか自宅アトリエで取材。ユニークな発想のもとは小さい手帳。ここにアイデアを書き留めているという。中身は日常の一コマもあれば急におもいついた言葉をイラスト化したものなど絵本の原画のよう。ヨシタケさんは2人の男の子の父親。息子さんが赤ちゃんのころから動作を観察したり、何を考えているか想像したり絵本づくりにいかしてきたという。絵本作家デビューは40歳の時。夢や目標を見いだせない日々。ずっと遠回りをしてきたというヨシタケさん。今一番大切にしている言葉が「だいじょうぶ!コレ20年後に役に立つから!」。ヨシタケさんは「自分がやったことがいつ何の役に立つか本当にわからないわけで、いろんな経験がその人らしさにつながっていく」などと述べた。