アメリカの名門・スタンフォード大学への入学が決まった花巻東高校の佐々木麟太郎選手(18)。父親である野球部の佐々木洋監督は、息子を送り出す決め手となった大学側とのやり取りについて「(大学側と)ミーティングで何度もお話をさせていただいて、トレーナーも日本人の方がいらっしゃって、ケガが多い麟太郎ですのでそういうこともひとつの決め手になった。また(スタンフォード大学・野球部の)エスカー監督も『父親のように今後預かっていきたいんだ』『彼の人生に寄り添って次のステージに行けるように』ということで話していただいた」などと話した。スタンフォード大学・スポーツ医局のアソシエイトディレクター・山田さんは今年大学の見学に来た佐々木選手の様子について「すごく落ち着いてすごく好奇心を持って、良い生徒は良い質問をするんです。『お医者さまの数や、こういうときにはどうするんでしょうか』みたいな。情報として自分の中に取り入れようとする力がある」などと話す。早ければ4月から大学の野球チームに合流するという佐々木選手は「勉強の部分も両立してやっていきたいと思う」と話す。