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「ニモーナ」 のテレビ露出情報

間もなくロサンゼルスで開催される「第96回 アカデミー賞 授賞式」。つい先ほど、日本時間5時に会場に続くレッドカーペットに手にゴジラのフィギュアをもった山崎貴監督らが登場。また、「君たちはどう生きるか」の関係者は登場キャラクター・ワラワラのぬいぐるみを持って記念撮影に応じた。約1万人のアカデミー会員の投票でオスカー像の行方が決定する。今年は日本から3作品がノミネートされ、現地で壮行会が行われた。役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」、そして山崎貴監督の「ゴジラ -1.0」がノミネートされている。番組では授賞式直前の山崎監督にインタビューした。金曜日に開催された「日本アカデミー賞」の授賞式会場にいた山崎監督は「日本アカデミー賞が終わったらすぐに飛行機に深夜便に乗ってそのまま来ました」と話す。「ゴジラ-1.0」が競うのは、その年最も優れた視覚効果を使った作品が決まる「視覚効果賞」。VFXを得意とする山崎監督の原点は小学生の頃だったそうで、「『未知との遭遇』と『スター・ウォーズ』という2大レジェンド映画がほど同時期にやってきた時があって、それを立て続けに見たときに『ほう、これだ』となった」という。幼少期に魅了されたハリウッドのCG表現。受賞すれば日本映画史上初の快挙となる。次に話を伺ったのは国際長編映画賞でノミネートされている映画「PERFECT DAYS」の役所広司さんと柄本時生さん。実は役所さんは山崎監督と同じ飛行機でアメリカ入りしたそうで、「同じ便でアカデミー賞に向かう、日本の映画界の人たちと一緒に来るというのは心強い感じがしました。でもみんな疲れていましたね」と話す。アメリカにきてからはゲン担ぎをしたそうで、「(柄本さんと)一緒にそこに行くといいことがあるというレストランで食事をしました。美味しかったね」などと話した。受賞すればおととしの「ドライブ・マイ・カー」に続く快挙となる。
実は人生で初のアメリカという柄本さんにロサンゼルスの授賞式会場「ドルビー・シアター」周辺の熱気について伝えてもらう。早速見つけたのが巨大なオスカー像。会場周りでトロフィーのレプリカが売り出されるのが定番。柄本さんは「友達が買ってきてくれって。岡田将生くんに。ちょうど行く前日に一緒に飲んでいて、『買ってきて』って言われていたので買っていこうと思います」と話し、「19ドル(2,500円ほど)」と聞くと「あら、結構するな。でもいっか。買うよ」と言った。さらに会場周りを歩くと世界的スターの手形・足型が飾られている。そしてアカデミー賞授賞式会場「ドルビー・シアター」に到着すると「これからここにいろんなスターが来るんだ」と言いながら階段を登った。柄本さんが全身で体感していると、すれ違った人と突然握手。
日本作品がオスカーを獲得できるのか、ロサンゼルス在住の映画ジャーナリスト・細谷佳史さんに受賞確率予想してもらった。まずは「視覚効果賞」が期待される山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」。細谷さんは「ロサンゼルス・タイムズやハリウッド・リポーターではゴジラが取るという予想が出ている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が少し可能性が高いかもしれない」とのことで受賞確率は40%と予想。ハリウッドと比べて少ないスタッフで実現させた「ゴジラ」のVFX。この要素が評価されれば受賞できるという。次は「国際長編映画賞」の「PERFECT DAYS」。主人公・平山は寡黙なトイレ清掃員。無口な役柄が表情の演技を引き立て、海外の人の心をつかんでいるという。受賞予想については「残念ながら今回はないと思う。『関心領域』があまりにすごい作品」とのことで確率は10%。そして「君たちはどう生きるか」の「長編アニメ映画賞」は「千と千尋の神隠し」依頼21年ぶり2度目の快挙を目指す。細谷さんの予想では受賞確率は50%で、「スパイダーマン」のコミックが動いているようなアニメーションと評価が拮抗しているという。細谷さんは「ハリウッド全体における宮崎ファンは多い」と語る。結果はきょう発表される。

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