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「X」 のテレビ露出情報

バイデン氏とトランプ氏が再び戦うことが予想されているアメリカ大統領選。世界の歌姫は民主党支持と見られていてトランプ陣営は警戒を強めているという。テイラー・スウィフトさんはアメリカ・ペンシルベニア州出身の34歳。16歳の時にデビューしているためすでに18年間第一線で活躍しているということになる。アルバムの総売上は1億4000万枚以上。そして、今月アメリカのグラミー賞で史上最多となる4度目の年間最優秀アルバム賞を受賞している。インスタグラムのフォロワー数は約2億8000万人にのぼるという。その世界の歌姫にトランプ氏が対抗。TIME誌の今年の人2023に選出された。トランプ氏はこれに反発。近しい関係者に「自分はテイラーよりも人気があり熱心なファンもいる」など述べたという。2018年、トランプ政権時にテイラーさんはインスタグラムにある投稿をしていた。その内容が共和党の候補には投票しないというもの。自身の価値観に合う投票をと有権者登録を呼びかけたという。CNNによると、トランプ氏はこの投稿について「彼女の音楽が前よりも25%好きじゃなくなった」などコメント。しかし、やはりテイラー・スウィフトさんのその影響力は強く、投稿翌日には有権者登録10万人超を記録。その後の主張はLGBTQなどの性的マイノリティーの尊重や人工妊娠中絶禁止の反対などについて言及。民主党の主張と合致。NYタイムズによるとバイデン陣営が選挙広告塔としてリストアップしているという。国際教養大学の小西克哉さんは「個人の考えを変えるのは難しいがアジェンダ設定できる力がある」としている。デーブスペクターは「テイラー・スウィフトさんのファンはほとんどのファンが女性。トランプ氏のファンは男性。テイラーさんの発言のいいところは押し付けではないところが上手い」などコメント。中野信子さんは「インスタグラムにポストしただけで10万人登録いくのはすごい影響力。有権者登録はわかるが、個人の意思はあるのでそこまで追随するものなのかわからない」などコメント。小西さん「日本とは違い、アメリカでは投票率を上げること自体が、非常に民主党にとってかなり有利なこと」などコメント。
去年12月に日本製鉄がアメリカを代表する鉄鋼大手USスチールを買収することを発表した。USスチールは1901年に設立され、近代産業の発展を支える巨大企業に成長したものの鉄鋼業衰退とともに近年は業績が低迷していった。この買収を巡っては会員数120万人を誇る全米鉄鋼労働組合が猛反発していて、さらにバイデン陣営・トランプ陣営が激突する事態にまで発展している。バイデン陣営は買収について安全保障上の関連から懸念を表明し、規制当局による審査対象にすることを表明したことでる全米鉄鋼労働組合からもバイデン陣営の姿勢に好意的な印象を持っているという。一方トランプ陣営は大統領になったら即座に買収を阻止すると表明していて、全米鉄鋼労働組合からの支持を得たい狙いがあるとみられている。全米鉄鋼労働組合はかつて製造業・重工業の中心地であったペンシルベニア州に本部があり、直近の大統領選挙ではこの州を制した候補者が大統領に当選しているため両者とも全米鉄鋼労働組合の支持を取り付けたい考えを示している。買収を巡って今後規制当局による結論が順調にいけば秋ごろに出るとみられ、雇用条件の保護など買収にあたって何らかの条件を付けてくる可能性も指摘されている。こうした中バイデン大統領は来月選挙資金集会を開催するとしていて、オバマ氏やクリントン氏が参加を表明している。小西さんは「この時期に現職の大統領として再選を目指す中でオバマ氏の人気やクリントン氏の演説力などに頼ろうとしている時点ですでにバイデン氏は再選の自信がないのでは」など分析した。

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