アメリカ大統領選挙の共和党候補選びは5日に最大の山場となるスーパーチューズデーを迎え15の州で投票が行われた。トランプ氏は15州のうち12州で勝利をしており対抗馬のヘイリー元国連大使は1勝に留まっている。アラスカ州とユタ州についてもトランプ氏が勝利するとの見方が強まっている。今日の投票結果を受けてトランプ氏は早ければ来週12日か翌週19日には代議員の過半数を獲得すると見られている。ヘイリー氏は力を入れた週の予備選の後に必ず支持者を集めて集会をして続投宣言をするが、今回は続投宣言はせずに共和党の女性として初めて予備選で2勝した事を光栄に思うと声明を出すに留まった。ヘイリー氏は続投について支持者や世論の動きを踏まえて判断すると見られている。立石修はバーモント州の勝利のみに留まったが、バーモント州は無党派層が強い地域であり、無党派層の支持はトランプ氏に行きにくい事が改めて分かった等と話した。