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「ホテル バウアー」 のテレビ露出情報

先週オーストリアに拠点を置く不動産大手・シグナ・ホールディングスが破産手続きの申請を開始した。破産となればヨーロッパの不動産企業としては過去最大級になるとみられている。シグナ・ホールディングスは世界各国に多くの商業施設を保有し、子会社や関連会社は1000社以上。総資産は4兆3000億円以上だという。創業者のルネ・ベンコ氏は22歳で会社を設立し、一代で成り上がって個人資産は推定8000億円とされている。ベンコ氏の飛躍のきっかけは2004年で、ベンコ氏はオーストリアのショッピングセンターを買収し、取り壊して新たに立て直した。これによって家賃・不動産価格が急浮上したとのこと。ベンコ氏の手法は古い建物を大切にするオーストリアでは大胆で、次第に注目されるようになったとのこと。その後ヨーロッパの政策金利低下を追い風に、ヨーロッパ全土の高級不動産を次々に買収していったという。ただヨーロッパ中央銀行の利上げによる資金コストの上昇やインフレ拡大による建設費高騰などで不動産部門の採算が悪化し、負債総額は2兆円を超える見込みだという。専門家は不良債権が長引けばヨーロッパ全体に影響が広がる可能性があると指摘。ただ金融危機までには至らないとのこと。また日本への影響は限定的ともみているとのこと。

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