マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいることを受け、全国知事会は安全で安定的な運用を求める緊急提言を、河野デジタル大臣らに提出した。知事会はデジタル庁と総務省に対し、国・地方・事業者が一体となったチェック体制や、誤情報の紐付けを防ぐ制度の構築などに取り組むよう求めた。河野デジタル大臣は窓口の方々に「心配や迷惑をかけて申し訳ない」とした上で、「改善に向けてすでに着手している」など政府の対応状況を説明したとのこと。平井会長はデジタル社会を作っていく上で、「マイナンバーカードが信用できないという事態だけは避けなければならない」と指摘した。杉村氏はマイナンバーカードは自治体間などでの情報共有の迅速化が目的の1つとした上で、マイナポイントの誤付与問題などで、情報の共有が迅速に行われなかったことに不満を覚えるなどとコメントした。