土井雄介氏はトヨタ自動車入社後社内の新規事業創出の仕組みづくりを自ら有志ではじめ推進してきた。たどり着いたのが別の複数の企業に対し支援することによる新しい価値の創造であった。顕著なケースが土井氏が伴奏支援したKOSEオープンイノベーションプログラム。幅広い客層へのアプローチや美とヘルスケアを包含した新たな価値提供のため協業企業を募集したところこれまで新規事業に携わったことのない社員に変化があったという。土井氏は「課題を解決しているフロントランナーの人たちと話すことで覚醒が起きる」などと話した。土井氏は今年必要なアルファな発想を産業報国とし「立場・組織を超えて価値発揮していくこの意識をもっともっと持つ」などと話した。