高校生が青春のすべてを捧げる最後の大会に密着。首里東高等学校2年生の砂川舞佳はボウリングの甲子園と呼ばれる「全国高等学校対抗ボウリング選手権大会」で史上初の三冠を目指す。砂川とペアを組むのが3年生の宮國愛奈。砂川は先輩が卒業したら組む相手がいなくなるため、今回の大会がラストチャンスだという。砂川は昨年の全国大会で個人戦、団体戦、個人総合で史上初の三冠を達成。大会前の練習ではレーン上のオイルの確認を行っていた。オイルの濃さや塗り方は大会や会場ごとに異なる。砂川はオイルの量によってボールを使い分けているという。2人はあえて1本だけ倒すというスペアを取るための練習も行っていた。砂川はジュニアの大会の時に宮國と出会い、一緒にペアを組むために同じ学校に入学したという。大会直前、宮國は大会と同じオイルパターンの練習でスペアが取れずに苦しんでいた。そして大会本番。彼岸の全国優勝は達成できるのか。